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【進撃の巨人】伏線一覧!回収未回収最新まとめ!1話・影・アニメ2期EDなど

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進撃の巨人の大きな魅力の一つが、ストーリーの端々まで張り巡らされた伏線の数々です。

最終回が間近に迫った頃になって物語序盤に仕込まれていた伏線が10年越しで回収されるなど、原作者・諌山創先生の物語の構成能力能力に舌を巻くファンが続出。

最終回を迎えてからは未回収の伏線が結局どうなったのか、とりこぼしがないかなど再度一気見するファンも多数いる状況です。

そこで今回は、1話・影・アニメ2期EDなど…進撃の巨人の原作漫画・アニメ両方で特に話題になった伏線をはじめ、最終巻で実は伏線だったと判明したものなど回収未回収状況一覧にしてまとめてご紹介。詳細も解説していきたいと思います!

  • 伏線まとめ一覧
  • アニメで回収済みの伏線
  • THE FINAL SEASONで回収される伏線
  • 最終巻で回収された伏線を解説
  • 最終回でも未回収の伏線は?回収されてないものは?
  • 最終巻で実は伏線だったと判明したもの

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目次

【進撃の巨人】伏線回収&未回収まとめ一覧

伏線回収&未回収まとめ一覧

最終巻発売後に確認されている伏線の回収未回収状況を一覧にまとめてみました。

巨人の正体 回収済み(アニメ1〜3期)
地下室の秘密 回収済み(アニメ3期)
世界の真の歴史 回収済み(アニメ3期)
始祖ユミルの正体と1話のタイトル THE FINAL SEASONで回収
巨人はどうやってできた?アニメ2期EDの秘密 THE FINAL SEASONで回収
ミカサの刺青(刺繍)の謎 THE FINAL SEASONで回収
要素要所に描かれていた影の正体 THE FINAL SEASONで回収
エレン・クルーガー(フクロウ)がミカサとアルミンを知っていた理由 THE FINAL SEASONで回収
水晶化したアニはどうなる? THE FINAL SEASONで回収
10 エレンとグリシャが見た「あの景色」とは? 33巻で回収
11 エレンに「いってらっしゃい」を言ったのは誰? 最終巻で回収
12 ミカサの頭痛 最終巻で回収
13 最終話に出てくる赤ちゃんの正体 最終巻で回収
14 太陽が西から昇る理由 22巻で回収
15 ヒストリアの子供の父親は誰? 未回収
16 13という数字の謎 未回収

一覧からもわかるように、THE FINAL SEASONは伏線回収の嵐でした。

最終巻で実は伏線だったと判明したもの一覧

巨人を「一匹残らず」駆逐するというエレンの言葉
エレンが目覚めた時にもたれていた木に刻まれた十字架
アルミンは人類を救うというエレンの言葉
ベルトルトが生き延び、エレンの母が死んだ理由
「壁の外の世界」を探検する約束
物語に度々描かれる鳥やエレンの目線を持つ鳥

伏線を余すことなく楽しみたいなら、ぜひ伏線がわかりやすく描かれているアニメ過去シーズンと最終巻を確認してみてくださいね。

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【進撃の巨人】アニメTHE FINAL SEASON以前で回収済みの伏線を解説!

ここからはアニメですでに回収されている伏線を紹介&解説します。

1.巨人の正体

謎の敵として描かれていた巨人の正体は実は人間だった、という伏線はファンを大いに驚かせました。

現在、巨人になれる人類は「エルディア人(別名ユミルの民)」というユミル・フリッツの血を引く者たちだけであり、彼らに巨人の力を持つものを食べさせるか巨人の髄液を注入することで巨人が誕生するということが判明しています。

エルディア人の大半はエレンたちが暮らすパラディ島に閉じ込められ、マーレ帝国に住むエルディア人は「巨人になれる」ことから人種差別を受けて暮らしています。

巨人には「無垢の巨人」と呼ばれる通常種と奇行種、知性を持つ特別な「9つの巨人」に分かれており、登場している9つの巨人とその所有者(原作含む)は以下の通りです。

・始祖の巨人 フリーダ・レイス→グリシャ・イェーガー→エレン・イェーガー

・進撃の巨人 エレン・クルーガー→グリシャ・イェーガー→エレン・イェーガー

・女型の巨人 アニ・レオンハート

・鎧の巨人  ライナー・ブラウン

・超大型巨人 ベルトルト・フーバー→アルミン・アルレルト

・顎の巨人 ユミル(104期生)→ポルコ・ガリアード→ファルコ・グライス(原作時点)

・獣の巨人 ジーク・イェーガー

・車力の巨人 ピーク・フィンガー

・戦鎚の巨人 ラーラ・タイバー→エレン・イェーガー(原作時点)

最終回を迎え、結果エレンが9つ中3つの巨人の力を手に入れている状態でした。

2.地下室の秘密

物語の冒頭から登場し、エレンが鍵を託されていた父・グリシャの地下室

長い戦いの末にたどり着いたその場所にはグリシャの遺言ともいえる手帳があり、そこにはマーレ帝国で生まれ育ったエルディア人であるグリシャの過去、始祖ユミルの伝説、そして無垢の巨人の正体が書かれていました。

3.世界の真の歴史

進撃の巨人の世界では壁の外の人類は絶滅しているとされていましたが、実は壁の中にいるのは迫害によって隔離されたエルディア人のみで、壁の外の世界には海があり、その向こうには人が住む世界が存在していることが判明します。

さらに壁の中の人類が世界は滅びたと思い込み、100年前以前の記録がないことを疑問視してこなかったのは、王族であるレイス家が所有する「始祖の巨人」が持つ能力で記憶の改ざんが行われたためであることもわかりました。

【進撃の巨人】アニメTHE FINAL SEASONで回収される伏線を解説!

ここからは、12月6日からスタートする進撃の巨人THE FINAL SEASONで回収される伏線を解説していきます!

4.始祖ユミルの正体と1話のタイトル

始祖ユミルの正体と過去

アニメ3期で描かれたエレンの父・グリシャの回想で巨人の始祖ユミルの物語が神話的に語られましたが、THE FINAL SEASONでは始祖ユミルの物語の真実が明かされます。

最初の巨人である始祖ユミルは、エルディア部族の王・フリッツに仕える奴隷の少女でした。

ある日ユミルは豚を逃した罪を問われ(真偽は不明ですが、冤罪の可能性が高そうです)、「自由」の名の下に国を追われ、狩りの標的とされてしまいます。

追っ手から逃げ回るうちにユミルは巨大な木の根元の穴に落ち、謎の生物(エレン・クルーガーが語った有機生物の起源)と接触し、巨人の力を手に入れます。

巨人の力を手に入れたユミルを、フリッツ王は戦争に開拓にと大いに活用し、その力を我が物のように扱いました。

さらにフリッツ王は「褒美」と称してユミルに3人の娘マリア・ローゼ・シーナを産ませるのです。

この3人の名前は、「ウォール・マリア」「ウォール・ローゼ」「ウォール・シーナ」と呼ばれる壁の名前の由来になっていますよね。

そんなある日、フリッツ王を暗殺しようとした兵士が投げた矢が刺さり、ユミルは倒れます。

自分をかばって倒れたユミルにフリッツ王が放ったのは、いたわりでも感謝でもない冷酷な台詞と「奴隷」という残酷な言葉でした。

本来なら死ぬはずのない傷でしたが、ユミルはこの出来事で死亡してしまいます。

ユミルは国のために働き、フリッツ王と子供まで設けたのにも関わらず、その生涯を奴隷のまま終えることとなってしまったのです。

これはユミルが巨人になってから13年目の出来事で、9つの巨人の力を継承した者の寿命が13年になる「ユミルの呪い」はここからきているのだと思われます。

1話のタイトルは伏線だった!

アニメ・原作ともに、1話のタイトルは「二千年後の君へ」でした。

この意味深なタイトルは考察好きのファンの間でしばしば話題に上がっていましたが、その答えこそが始祖ユミルの過去を描いた122話のタイトル「二千年前の君から」だったのです。

二千年前から王であり夫であったフリッツ王の奴隷から解放されることを望んでいた始祖ユミルの悲願に気づき、応えたのがエレンでした。

このことから「二千年前の君」は始祖ユミル、「二千年後の君」はエレンだということが確定したと言えるでしょう。

そしてここから座標に縛られた始祖ユミルを解放するため、世界を破滅に導く地ならしが始まることとなるのです。

5.巨人はどうやってできた?アニメ2期EDの秘密

ユミルの死後、巨人の力はどうなった?

生前の始祖ユミルは世界で唯一の巨人でした。

ユミルの死後、フリッツ王は強大な巨人の力を失わないため、ユミルの亡骸を3人の娘たちに食べさせて巨人の力の継承を試みるのです。

「こんな残酷なシーンをアニメでやれるのかな……」と心配になるこのシーンですが、実はすでにアニメで描かれています。

アニメ2期EDの背景に描かれていた気味の悪い絵は、始祖ユミルの巨人の力が継承されている様子を描いたものだった、ということがなんと3年越しで原作で明かされたのです!

ちなみに今回アニメ4期のOP・EDにも伏線が…!

巨人の力は継承され、広がっていく

こうして3人の娘たちに継承された巨人の力を絶やすまいと、フリッツ王は娘たちに子供を増やし続け、娘たちが死んだらその背骨を孫に食べさせるよう教えを残します。

こうして、ユミルの能力を受け継ぐ「ユミルの民」が誕生していったのです。

そして始祖ユミルは死後その魂を9つに分けたとされ、その結果9体の知性巨人が誕生したと思われます。

しかしどうやって、そしてどうして魂を分割してそれぞれに力を与えたのかは不明です。

6.ミカサの刺青(刺繍)の謎

母の家に伝わる印の謎

物語の序盤でミカサが母方の家系に伝わる刺青(アニメでは刺繍)を継承する場面があったのを覚えていますか?

長らく話題に出なかった印ですが、この印がTHE FINAL SEASONから登場するヒィズル国の外交官キヨミ・アズマビトが身につけていた印と同じものなのではないかと、キヨミの登場時からファンの間で話題になっていました。

なおミカサの腕に紋章ではなく844という刻印がされたのではと話題になりましたが、844は年号のことだと考えられます。

ミカサの出自が判明!

そしてジークの暗躍によって実現したミカサたち調査兵団とヒィズル国の人間との会合で、ミカサはアズマビト家というヒィズル国の王族(将軍家)の血を引いているということが判明します。

ミカサは東洋の血筋だけでなく、リヴァイと同様に元は王家の側近だったアッカーマン家の血も引いています。

このことからミカサは王家の懐刀である一族と、他国の王族の間に生まれた特別な存在であることがわかります。

この特別な血筋が更なる伏線につながっている可能性も考えられますね。

7.エレン・クルーガー(フクロウ)がミカサやアルミンを知っていた理由

エレン・クルーガーはなぜ未来の人間の名前を出した?

グリシャの回想に登場するエレン・クルーガーは、エルディア復権派の人物でありながら「フクロウ」の名でマーレ当局に潜入していた人物で、グリシャの前の「進撃の巨人」の継承者です。

エレン・クルーガーは、息子・ジークの密告によって「楽園送り」となったグリシャを助け、壁内に潜入して「始祖の巨人」を奪還するように告げてグリシャに「進撃の巨人」を継承させます。

その際、なぜか過去の人物であるエレン・クルーガーの口からミカサとアルミンの名前が出たのです。

エレン・クルーガー自身もなぜその名前を知っていたのかはわからないようで、この台詞は長らく大きな伏線の一つとしてファンの注目を集めていました。

「進撃の巨人」の能力が明かされる

その伏線が、THE FINAL SEASONでついに回収されることになります。

長らく謎とされてきた「進撃の巨人」の能力は、過去だけでなく未来の継承者の記憶を全て覗き見ることができるということが判明するのです。

このことから「進撃の巨人」の継承者であるエレン・クルーガーは、未来の継承者であるエレンの記憶からこのセリフを発したのだと思われます。

しかしこの台詞がエレン・クルーガーの意思で発せられたものなのか、未来のエレンからの働きかけによって発せられた台詞の可能性が高いです

なお進撃の巨人というタイトルも、22巻88話のエレン・クルーガーのセリフから伏線回収されています。

8.要所要所に描かれていた影の正体

シーンの端に描かれた謎の影

一部のファンの間で話題になっていたのが、原作漫画やアニメで描かれていた「謎の影」です。

漫画では影が2人分であることしかわかりませんが、アニメで描かれた影はエレンによく似ているため「意図的?」「偶然?」とその正体を考察する方が多くいらっしゃいました。

過去にエレン達が存在した理由は?

THE FINAL SEASONでは、その影の正体がなんとエレンとジークだったことが明かされます!

しかしなぜ、過去の世界にエレンとジークの人影が存在したのでしょう。

それはジークが始祖の力を使って、エレンを2人の父・グリシャの記憶を辿る過去の記憶ツアーに連れ出したからでした。

ジークはエレンが「安楽死計画」に賛同しないのは父グリシャの洗脳によるものだと証明するため、グリシャの過去を観測します。

実はここでも伏線が回収されており、1話でエレンに「地下室を見せる」と約束したグリシャが妙な場所に視線を向けていた理由が判明するのです。

実はこのシーン、グリシャは現在(子供)のエレンにではなく未来(大人)のエレンにこの台詞を言っていたのでした。

第1話の時点ですでにこの展開が確定していたのかと思うと、鳥肌が立ちますね!!

この後も記憶ツアーは続き、グリシャはエレンを愛し、またジークのことも愛していたことが判明します。

そしてさらに、エレンが先述した「進撃の巨人」の時を超える能力を使って、父・グリシャの行動を自分の思惑通りの未来に繋がるよう誘導していたことも発覚したのでした。

9.硬質化したアニはどうなる?

アニはまだ生きている?

女型の巨人であるアニは正体がバレてしまった後に逃亡を図りますが阻止され、アニメ25話で自らを硬質化し、水晶に閉じ込められているような姿となってしまいました。

そのまま作中では4年、現実では8年(!)の歳月が流れましたが、THE FINAL SEASONではついにアニの硬質化が解かれることとなります!

アニの硬質化解除!その後の行動は?

世界を滅ぼすべく動き始めたエレンが、壁内の巨人を動かすべく全ての巨人の硬質化を解いたため、アニの硬質化も彼女の意思に関係なく解除されてしまった形での復活となりました。

復活したアニは父との再会を目指して、アニの監視役だった同期のヒッチを道連れに脱走しますが、逃走中にアルミンとコニーに遭遇して行動を共にすることになり、その後は故郷のためにアルミンやミカサ、ハンジたちと共闘することになります。

しかしエレンの「地ならし」によって故郷崩壊の可能性が高まり「もう戦いたくない」と漏らす場面もありました。

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【進撃の巨人】最終巻最終回までに回収された伏線

ここからは、原作漫画最終回までに回収された伏線を紹介していきます。

10.エレンとグリシャが見た「あの景色」とは?

「進撃の巨人」の継承者として記憶を共有しているエレンとグリシャは、記憶の果てで同じ光景を見ていると考えられます。

それはとても残酷で恐ろしいもののように描かれていますが、果たしてそれは本当に残酷なものなのか、また、本当に2人は同じ景色の話をしているのかどうかも現時点では不明です。

伏線回収済:エレンが起こした地ならしの光景(33巻131話)

地ならしを起こした後、少年の姿をしたエレンが「この景色」に「ついにたどり着いた」と言っていたことから、エレンとグリシャは世界を崩壊へと導く「地ならし」が発動した光景を見ていたことが明らかになりました。

しかし怯えるグリシャに対してエレンの表情は穏やかで、実際の地ならしを見た少年エレンの高揚した様子とも異る様子だったのが気になります。

ここからは考察になりますが、エレンの目的は世界を滅ぼすことではなく、世界の敵となった自身を仲間たちに殺させることだったと最終巻で判明しています。

そのため「あの景色」を語るエレンの表情が穏やかだったのは、地ならしで崩壊していく世界ではなく、その先にある自身を止めにくるミカサや仲間たちを見ていたからという可能性も考えられそうです。

11.エレンに「いってらっしゃい」を言ったのは誰?

1話冒頭のシーンですが、エレンが過去・未来全てを見通せることが判明し、どのタイミングで言われた台詞なのか不明となりました。

また、ミカサがエレンに言っているように見えますが、果たしてこの少女がミカサなのか、エレンがエレン・イェーガーなのかエレン・クルーガーなのかは不明となっています。

伏線回収済:ミカサ(34巻138話)

エレンがその命を終えようとする場面でミカサがかけた言葉こそが「いってらっしゃい」であり、これから死後の世界へ旅立つエレンへ贈る言葉だったのでした。

これは現実の世界ではない「二人が戦いを放棄して逃げ出した」という「もしも」の世界での出来事で、ミカサとエレンは大人になってはいるものの子供時代に戻ったような格好をしています。

1話でエレンが「髪が伸びた」と言ったのは、目がさめる直前まで大人になり髪が短くなったミカサを見ていたからだったのです。

この記憶が過去のエレンに繋がったのは、エレン、またはユミルが始祖の力をもって「道」を通して過去のエレンに自身の最後を見せた、ということなのでしょう。

ミカサの「いってらっしゃい」が平仮名表記だったのは、実は「逝ってらっしゃい」だったのだと考えることもできそうですね。

12.ミカサの頭痛

物語の中で度々描かれているミカサの頭痛も重要な伏線の一つだと考えられます。

アッカーマン家の持つ疾患かとも思われましたが、同じくアッカーマン家の血を引くリヴァイにはないので違うようです。

ミカサの頭痛は物語の変換点に起こることが多いため、「実は物語はループしている」という考察の根拠にミカサの頭痛を上げる方は少なくありません。

伏線回収済:始祖ユミルによる介入のせい(34巻最終話加筆部分)

ミカサの頭痛は始祖ユミルがミカサの記憶や思考を覗いていた際に発生していたということが判明しました。

この伏線は連載時の最終回では伏線回収がされず、このまま未回収で終わるのかと思われていましたが、コミック最終巻の加筆によって明らかになったものです。

それと同時に、始祖ユミルが待っていたのは実はエレンではなくミカサだったという衝撃の事実も判明しています。

始祖ユミルはフリッツ王への愛に縛られ言われるままに尽くすばかりだった自分と、同じくエレンへの愛に縛られ彼に固執しているているミカサを重ねており、ミカサがエレンに対してどのような愛を貫くのかを見守っていたのでした。

最後にミカサが選択した「愛ゆえの反抗と決別」こそが、始祖ユミルとフリッツ王の関係に必要だったものであり、ユミルが求めていた「答え」なのかもしれません。

13.最終話に出てくる赤ちゃんの正体

原作者・諌山先生が情熱大陸に出演した際に公開された「進撃の巨人最終回」の最後を飾る一コマは、男性が赤ちゃんを抱くシーンでした。

この赤ちゃんの正体は不明ですが、ヒストリアの子供、または赤ちゃんの頃のエレンなのではないかと考察されています。

伏線回収済:赤ちゃんはエレン、青年はグリシャ(34巻最終話)

ラストシーンと言われていたこのカットは実際にはラストシーンにはなりませんでしたが物語には登場しています。

赤ちゃんはエレン、その子を抱く青年はグリシャであることが判明したと同時に、この「自由だ」という台詞こそがエレンが「自由の奴隷」となってしまった要因であることがわかりました。

父が祝福のつもりでかけた言葉が呪いとなり我が子を束縛する結果になってしまうとは、なんとも皮肉ですね。

14.太陽が西から昇る理由

太陽の昇る方向や世界地図など、進撃の巨人の舞台となっている世界は、我々の住む世界とは様々なものが反対になっています。

これが異世界感を出すためだけなのか、反対であることにも意味があるのかは不明です。

22巻88話:本編とは直接関係ない設定だった

この謎は本編では未回収のまま終わってしまいましたが、作者である諌山先生が過去に雑誌の一問一答コーナーで「自分たち(現実)の世界とは鏡合わせのようなイメージで進撃の巨人の世界を作っている」と回答されていたことがありました。

そのため、意味深な設定ではあるものの直接本編に関わる伏線ではなかったと言えるでしょう。

【進撃の巨人】最終巻最終回でも未回収の伏線は?回収されてないもの

15.ヒストリアの子供の父親は誰?

THE FINAL SEASONでの大きな鍵の一つがヒストリアの妊娠です。

しかし相手らしき人物は登場するものの、誰が子供の父親なのかは明かされていません。

伏線未回収:おそらく幼馴染の青年が父親だが、明言されていない

ヒストリアは世界が危機に陥る中で出産し、最終話では成長した我が子を抱く姿が描かれています。

しかし父親が誰かは本編ではっきりと語られることなく終ってしまいました。

妊娠中から側に寄り添い、最終話でも近くにいた男性(ヒストリアの幼馴染)が父親であると思われますが、104期生と袂を別つ前にヒストリアと密会していたエレンが父親なのではないか、と考察する声も多数聞こえていますよ。

16.13という数字の謎

進撃の巨人では、13という数字が印象的に使われています。例えば九つの巨人の継承者が13年後に死亡する、エルヴィンが13代目の調査兵団団長などなど。

その中でも、1巻の13ページはなぜかそこだけ13とページ数が書かれていました。

その後845という数字が出てくるので、あわせて13845になります。13巻845話は、いってらっしゃい、エレンのページなのです。

なお電子版ではこの13は消されていて、始祖ユミルの呪いがとけた暗示なのかもしれません。単に印刷ミスだった可能性もあり回収されていない伏線ですが、ロマンがありますよね。

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【進撃の巨人】最終巻で実は伏線だったと判明したもの

最後に、最終巻まで読んだことで初めて伏線だったと判明したエピソードをご紹介します。

1巻から読み返したくなること必至ですよ!

巨人を「一匹残らず」駆逐するというエレンの言葉

物語の結末と自身の行動理由を言っていた

幼少期のエレンが巨人への復讐を誓って吐いたこの台詞。

エレンの目的が実は「仲間たちと世界の平穏のため、巨人のいない世界を実現する」であり、エレンの死でそれが果たされたことによって、この台詞はエレンの目的と物語の結末を言い表していたことが判明しました。

マーレ編以降謎とされてきたエレンの言動ですが、エレンは物語の始まりからずっと、ただ一つの目的のために進み続けていたのですね。

エレンが目覚めた時にもたれていた木に刻まれた十字架

この木の下にエレンが埋葬されることになる

上でも紹介した「いってらっしゃい」の伏線が回収されたことが大きな話題となっていましたが、実はエレンは「いってらっしゃい」を聞いて目覚めた場所である「十字架が刻まれた木」の下に埋葬されています。

目立つ位置につけられた十字架は早くから注目されてはいましたが、まさか読者は1話の時点でエレンの死に際と墓標を目にしていたなんて、想像もしませんでした。

アルミンは人類を救うというエレンの言葉

ハッタリではなく真実だった

瀕死のアルミンとエルヴィンのどちらを巨人にして生かすのか、という選択を迫られたリヴァイに、エレンは「アルミンは人類を救う」とアルミンを生かす必要性を語りました。

アルミンを救うために言った言葉かと思われましたが、その言葉通り最終回でアルミンがエレン討伐の立役者としてエルディア国と世界連合との橋渡し役になったのです。

このことから、この言葉は口からでまかせでも苦し紛れでもなく、エレンが「進撃の巨人」の未来を見る力をもって、アルミンが人類を平和に導くことを知っていて言ったと推測できます。

なおエルヴィンの夢は、世界の真実を知ることだったという伏線も回収されていますよ。

ベルトルトが生き延び、エレンの母が死んだ理由

エレンが始祖の力でベルトルトを食おうとした巨人(ダイナ)をエレンの母の元へ向かわせた

誰もが衝撃を受けた、エレンの母が巨人に食われるシーン。物語の始まりであり、エレンの今後を決定づけた印象深い場面です。

しかし「道」でのアルミンとの対話のシーンで、エレンはベルトルトを襲おうとしたダイナを全巨人をコントロールできる始祖の力を使って別の方向(エレンの家の方角)へ向かわせたと告白します。

ダイナにベルトルトを襲わせなかったのは、この時点でベルトルトが死んでしまったら後にアルミンが超大型巨人を保有し、地ならしを起こしたエレンを倒す未来が消えてしまうためです。

しかしエレンの母の死については「結果的にそうなってしまった」「食われると知っていたけれども向かわせた」と、どちらの捉え方もできるので、ファンの間ではどこまでがエレンの意図したところだったのかと考察が飛び交っていますよ。

「壁の外の世界」を探検する約束

「道」で2人で世界を探検する約束が果たされる

幼少期、アルミンがエレンに壁の外の世界について語った際に、アルミンはいつか外の世界で「塩の海」「炎の水」「氷の大地」「砂の雪原」を探検しよう、とエレンを誘っていました。

その約束は「道」での観光ツアーで果たされ、2人は世界の様々な景色を見て回りながら長い話をすることになるのです。

長い時間を経て果たされた約束なのに、多くを知りすぎた2人には子供の頃の無邪気さがなくなってしまっているのが少しさみしく思えます。

物語に度々描かれる鳥やエレンの目線を持つ鳥

鳥になったエレンだった

最終話でミカサのマフラーを巻いた鳥はエレンの魂が宿っているとしか思えませんでしたね。

実はエレンの名字である「イェーガー」にはトウゾクカモメ類という意味もあるため、エレンは死んで鳥になった、という解釈は間違いなさそうです。

さらにこのシーン以外にも鳥はよく登場しており、130話以降にはエレンの目線が鳥の目線で描かれていることが多くありました。

そのため、それらのシーンに登場していた鳥は全てエレンだったという見方ができそうです。

要所要所に登場する鳥たちは雰囲気を盛り上げるための小道具や演出かと思っていましたが、全て伏線だったとは恐れ入りましたね!

ついに最終回を迎え、ほとんどの伏線が回収されたことで話題となった進撃の巨人ですが、スピンオフや続編などで未回収のままとなった伏線や設定が回収されるのではないかと今後の展開に期待してしまいます。

原作漫画も
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まとめ

いかがでしたか?

今回ここで紹介した伏線はほんの一部であり、物語にはまだまだ細かい伏線・小ネタが多数仕込まれています!

  • 進撃の巨人は伏線が多く、回収の仕方がうまい。
  • アニメTHE FINAL SEASONは伏線回収ラッシュ!

伏線に気づいた上で伏線が回収されるシーンを見ると、なんとも言えない気持ち良さがありますよね。

ぜひアニメや原作を繰り返し楽しみながら、物語の完結に向けて張り巡らされた伏線の数々を探してみてください!

本ページの情報は2021年6月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。