【進撃の巨人アニメ4期(後編)】最終話の少年と犬は何者？ラストの木のシーンを考察

進撃の巨人で最終話のラストシーンに登場した少年と犬。彼らは一体何者で、どのような意味があるのか気になりますよね。

そこで今回は、ラストシーンの木の場面に登場した少年と犬について考察してみました。進撃の巨人の最終話をもっと楽しみたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

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進撃の巨人アニメ4期(後編)｜最終話のラストシーンの木や少年と犬とは何者なのか？

木：エレンの墓から生えた巨大樹

エレンの墓
人の動きを時系列で並べてみた！
特に意味はないけど全進撃の民に捧げる①#進撃の巨人 #shingeki #進撃の巨人完結編後編 pic.twitter.com/BJ8rLEoyX6

— IROIRO (@IROIRO12782374) November 7, 2023

まず、木についてはエレンの墓から生えてきた巨大樹のことです。この巨大樹は、エレンの死後数百年は経過していることを意味していると考えられますね。

さらに進撃の巨人といえば始祖ユミルが巨人の力を手に入れたときの大樹が印象的ですが、エレンの墓から生えてきた木は始祖ユミルが落ちた木によく似ています。

進撃の巨人最後のシーンは、始祖ユミルと有機生物の解析のオマージュです。
歴史は繰り返す。 pic.twitter.com/UriGI9ovIH

— BGホミロン@DQC (@DQchamp_homiron) November 5, 2023

始祖ユミルが落ちた木には、有機生命の起源で大地の悪魔とも呼ばれる光るムカデがいました。エレンの亡骸に光るムカデの何かがのこっていて、木を大きくした可能性があります。

また木の周りは戦争で焼かれているのに、この木だけ無事だった点にも光るムカデが関係していると考えられますよね。

少年と犬：ユミルの民で自由の象徴の可能性がある

少年は戦争から逃げてきた人物だと考えられ、木のある近くに住んでいたユミルの民だと考えられます。

さらに少年のマフラーはミカサのマフラーに似ているため、ミカサとジャンの子孫かもしれません。

また少年は杖を持っていることから盲目の可能性があり、犬は盲導犬のような役割なのかもしれません。

かつて始祖ユミルは犬に追われて巨大樹の付近に来たため、そのことのオマージュであるとも考えられます。

あわせて少年と犬は、タロットカードの愚者を意味している可能性がありそうです。

進撃の巨人の最後、タロットカードの「愚者」を表してたんや… 気づいた人マジで凄い！！ そしてなんて上手い演出なんや！！改めて感動してしまった！！！ pic.twitter.com/0c9nc3TCy4

— タイチ (@YJ6MTpuTojHGEBv) November 5, 2023

愚者のカードには、解放や自由という意味があります。自由は進撃の巨人のテーマの一つで、かつて始祖ユミルもフリッツ王から自由という名前の実質的な死刑を言い渡されて、巨大樹まで逃げてきました。

状況が非常に似ていると思いますよね。

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進撃の巨人アニメ4期(後編)｜最終話のラストシーン少年と犬を考察！

最終話のラストシーンは、少年が樹木を眺めるところで終了する意味深なシーンで終わりました。そこでラストシーンの意味を考察してみました。

考察①ループして少年が巨人になる

可能性として高いのは少年が始祖ユミルのように木の洞に落ちて、光るムカデと接触して巨人になり、再び巨人が支配する世界が始まるループ説です。

さらにアニメのエンディングでは、歴史がくり返すという歌詞が採用されています。

『進撃の巨人 The Final Season 完結編 後編』91~94話(終)

アルミンも共犯者になってあげたり「いってらっしゃい エレン」の伏線回収、マフラーの下り、10年引きずったミカサ、戦争後荒廃する世界等盛り沢山
そして最後の歌詞「歴史は繰り返す」と少年
ここが全てなのかと…
本当に超大作#shingeki pic.twitter.com/fDHCoyokD8

— イータ (@ETA_624) November 5, 2023

再び悲惨な歴史がくり返されても不思議ではありません。少年は好奇心旺盛にもみえましたが、足もとをしっかり見ないことで失敗する愚者を意味しているとも考えられます。

ループ説については、こちらでも紹介していますよ。

【進撃の巨人】ループ説とはなにか解説！作者が否定しているって本当？進撃の巨人といえば、いたるところに伏線や謎が隠されていて多くの考察好きからも支持されている作品です。今回は物語がループしているという説に...

考察②歴史は変わった

少年は始祖ユミルとよく似た状況にいるものの、異なる点もあります。

始祖ユミルは犬と敵対関係にありましたが、少年は犬と友達のようです。さらに始祖ユミルは女性で、フリッツ王を愛したことが大きな悲劇の始まりでした。

ユミルはずっとフリッツ王の奴隷にしか見えなかったが

ユミル自身は巨人化以降は巨人として働き、その結果名前をつけて貰い（多分）、住む場所が与えられ、褒美として子種を貰う（自分の子供と対面する）

褒美がある＝もう奴隷では無い
ユミルは意外と幸福を感じていたのかも

【進撃の巨人】30巻 pic.twitter.com/dJ0yVgZlFW

— 空想ベタ (@kuusou___better) February 9, 2022

少年の時代に王家が存在するかは不明ですが、王の子供を産む様な展開にはならないため、同じような歴史にはならないと考えられます。

エレンの介入により、また違う歴史が始まることを意味しているとも考えられますね。仮に少年が巨人化したとしても、ここまでの悲劇にはならないと思いますよ。

まとめ

今回は、最終話のラストシーンの少年と犬について紹介しました。

意味深なラストシーンでしたが、少年が巨人化するのかしないのか、考えさせられる点が進撃の巨人らしくてよいですよね。

タロットカードの愚者を意味している可能性が高いため、今一度ラストシーンを見返してみてください。

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本ページの情報は2023年11月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。