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アシリパの父親ウイルク(のっぺらぼう)の目的は?顔の火傷の理由やモデルは?鶴見との関係も【ゴールデンカムイ】

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ゴールデンカムイの原点にして最大の謎である「金塊」の行方。それに大きく関わっているのがアシリパの父親・ウイルク(のっぺらぼう)です。

金塊の在り処や金塊強奪事件でのアイヌ殺しの犯人など、多くの謎を抱えたままウイルク(のっぺらぼう)が逝ってしまったことで、物語はより複雑に入り組み始めました。

そこで今回は「アシリパの父親ウイルク(のっぺらぼう)の目的は?顔の火傷の理由やモデルは?鶴見との関係も」をテーマに考察していきたいと思います!

  • ウイルク(のっぺらぼう)の目的は?なぜアシリパに金塊を託した?
  • 金塊強奪事件の真犯人は誰?
  • 顔に火傷を負った理由は?
  • モデルは誰?
  • ウイルク(のっぺらぼう)と鶴見の関係は?

⇩以下記事ではゴールデンカムイ4期がいつ放送するのか?どこまで放送されるのか?などを考察していますよ!
気になる方は合わせて確認してみてくださいね。

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【ゴールデンカムイ】アシリパの父親ウイルク(のっぺらぼう)の目的は?

アシリパの父親ウイルク(のっぺらぼう)の目的

アシリパの父親ウイルク(のっぺらぼう)は樺太アイヌの母とポーランド人の父を持つハーフで、南樺太で生まれ育っています。

故郷である樺太がロシア領になった際、混血児であることから北海道への移住が認められず民族が衰退していく様子を目の当たりにした経験から、ウイルク(のっぺらぼう)はアイヌをはじめとする北方に暮らす少数民族が大国に弾圧・併合されていく様子に危機感と憤りを感じています。

そのためウイルク(のっぺらぼう)は、北方に暮らす少数民族と協力体制をとり、最終的には樺太・北海道までを含めた極東連合国家を築くことを目的としていたのです。

この時点では、ロシアのパルチザンで共に活動していたキロランケも同じ志を抱く同士でした。

アシリパの父親ウイルク(のっぺらぼう)はなぜアシリパに金塊を託したのか?

しかし、キロランケが言うにはウイルクは北海道で結婚してから変わってしまい、パルチザンの仲間を裏切った、とのこと。

その結果、金塊は同士だったキロランケではなく娘のアシリパにのみ伝わる方法で隠されることになるのですが、アシリパの父親であるウイルク(のっぺらぼう)自身が「娘は山で戦えるように育てた」「娘はアイヌの未来を担う」などと言っていたことから、娘可愛さで金塊を独占しようとした訳ではないようです。

山に潜み戦えるように育てた=活動家としてのスキルを仕込んだということであり、ウイルク(のっぺらぼう)は、アシリパを近代国家として発展していく日本政府からアイヌを守り闘うリーダーにするべく教育し、そのための資金として金塊を残したのだと思われます。

ウイルク(のっぺらぼう)は「自身の夢を娘に託した」または「自身が味わった喪失感をアシリパにも味あわせないために、故郷を守り戦う術と資金を残した」わけですが、昔のように「北方の少数民族」ではなく「アイヌ」を守るため、と目的が変わったように見えるのが気になるポイントです。

 

【ゴールデンカムイ】アシリパの父親ウイルク(のっぺらぼう)がアイヌを殺した犯人でないなら真犯人は誰?

ウイルク(のっぺらぼう)が尾形に撃たれる直前、ウイルク(のっぺらぼう)は杉元に自分はアイヌ殺しの犯人ではないと伝えます。

この発言の真偽は未だ謎のままですが、ウイルク(のっぺらぼう)が犯人でないなら、アイヌを殺した真犯人は一体誰なのか考察してみました。

①キロランケ

インカラマッは、アイヌ殺害現場の遺品に残された指紋からキロランケこそがアイヌ殺しの真犯人であると指摘していました。

証拠不十分とインカラマッ自身の信頼度が低かったこともあり、この話題はうやむやとなってしまいましたが、犯人だと名指しされたキロランケが戸惑いこそすれ否定しなかったのが気になります。

キロランケには金塊の使用目的(動機)がはっきりしており、のっぺらぼうの正体を知っていたり、尾形にウイルク(のっぺらぼう)殺害を指示して杉元たちを裏切ったりと、怪しいポイントは充分です。

②鶴見中尉

鶴見中尉はアイヌ殺害事件の遺品回収を担当しています。

このことからインカラマッにキロランケの指紋がついた遺品を提供することができたわけですが、言い換えれば証拠品の捏造も可能ということになります。

また、鶴見中尉はウイルク(のっぺらぼう)とキロランケに私怨があるため、アイヌ殺しを実行し、その罪をウイルク(のっぺらぼう)とキロランケになすりつけていたとしてもおかしくはありません。

③尾形

アイヌ殺害事件が起こったとされる「5年前」の時点で、尾形はすでに鶴見中尉の部下として活動しています。

そして尾形は鶴見中尉が殺害現場の遺品回収に関わったことも知っていたことから、事件と無関係であったとは考えにくいポジションについていたはずです。

そうなると、尾形が網走監獄でウイルク(のっぺらぼう)を撃った理由はキロランケの指示だけではなく、「実はウイルクは尾形の顔を知っていた」=「犯人の顔を知る人間の口封じ」だった可能性も考えられます。

*27巻268話で鶴見からアイヌの死の真相が語られました。鶴見が意図的にウイルクの正体をアイヌに明かし、ウイルクの正体を攻める者と庇う者の仲間同士の戦いの結果だと明かされました。

全ては鶴見の目論見だったという訳ですね。

 

【ゴールデンカムイ】アシリパの父親ウイルク(のっぺらぼう)が顔に火傷を負っていた理由は?

網走監獄に収監されたウイルク(のっぺらぼう)は、火傷を負って頭部全体を含む皮膚が剥け、耳や鼻が欠損した異様な姿となっていますが、どうしてそのような外見になったのかは明かされていません。

考察したい派のファンの間では「金塊の情報を持つ最重要人物であることから、替玉を作りやすいように顔を焼かれた」「実はウイルクの他にもう1人のっぺらぼうが存在していることからキロランケの言い分とウイルクの言い分に違いが出ている」などなど、様々な考察が飛び交っていますが真実は未だ謎に包まれたままです。

しかし1点特に気になっているポイントが、ウイルク(のっぺらぼう)が負った「顔の火傷」「片足の腱の切断」「耳と鼻の切除」といった傷は、実は全てアイヌが刑罰を科す際に与える傷なのです。

これはただの偶然なのか、それとも必然なのか。気になりますね!

*こちらも27巻268話にて、鶴見の口から真相が明かされています。自分の過去を知る者が追いかけてきたと知ったウイルクは、自らの顔をはぎ取って自分が死んだと思わせようとしました。

しかし鶴見はすぐにウイルクの生存を確信、追跡を開始します。ウイルクは追いかけてきたのが鶴見だと知ると、支笏湖にある監獄部屋に逃げ込みました。

そしてのっぺらぼうとして網走監獄で過ごすことになります。

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【ゴールデンカムイ】アシリパの父親ウイルク(のっぺらぼう)のモデルは誰?

ゴールデンカムイの登場人物には実在の人物をモデルにしたキャラクターが多く、そのモデルを考察するのもファンの楽しみとなっていますが、ウイルク(のっぺらぼう)にもモデルだと思われる人物が存在しています。

それは、ポーランド生まれの文化人類学者で社会主義活動家でもあるブロニスワフ・ピウスツキです。

ピウスツキはアレクサンドル3世暗殺計画に関わっていたり、樺太アイヌの女性と結婚して子供をもうけているなど、その経歴もウイルクを思わせる部分が多い人物です。

顔立ちや髭などにもウイルクっぽさを感じますね!

【ゴールデンカムイ】アシリパの父親ウイルク(のっぺらぼう)は鶴見と何か関係があるのか

先ほど鶴見中尉はウイルク(のっぺらぼう)に私怨があると書きましたが、実は鶴見中尉はロシア皇帝を暗殺して逃亡していた頃のウイルクとキロランケと接しており、その結果自分の妻と子供を失ったという過去があります。

この過去の出来事が鶴見中尉の目的にどれだけ関係しているのかは不明ですが、ウイルク(のっぺらぼう)、そしてアシリパと鶴見中尉の間に確執が存在していることは確かだと言えそうです。

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まとめ

いかがでしたか?

物語が進む中でも未だに謎が多いウイルク(のっぺらぼう)。

果たして金塊への暗号は解けるのか、そもそも金塊は存在しているのか、ハラハラドキドキは止まりません!

  • ウイルク(のっぺらぼう)の目的はアシリパをリーダーにして、国と時代の流れからアイヌを守ること
  • 顔の火傷の理由は不明
  • 鶴見中尉とは過去に因縁あり

樺太での旅の中でアシリパは父親ウイルク(のっぺらぼう)と過ごした時間を取り戻していくことになりますが、記憶の中の父は大きく温かい存在でした。

その記憶の中の父親ウイルク(のっぺらぼう)こそが、彼の真の姿であってほしいと願ってしまいます。

本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。