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【ゴールデンカムイ】尾形百之助の目的や裏切りの理由!アシリパとの関係&右目負傷で死んだかネタバレ!初登場回や過去も解説!

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ゴールデンカムイに登場する個性豊かなキャラクターたちの中でもトップクラスの人気を誇る人物、それが尾形百之助です。

性格は淡々として掴み所がなく、時に冷徹な一面が見え隠れする尾形。

公式からは「山猫スナイパー」のキャッチフレーズをつけられており、そのためか度々猫のような行動をとることもあります。このギャップが、スナイパー・尾形百之助をより魅力的にしているのかもしれませんね。

今回はそんな尾形百之助にスポットを当てて、目的や裏切りの理由、アシリパとの関係&右目負傷で死んだかをネタバレ!さらに初登場回や過去についても取り上げていきたいと思います!

  • 尾形についておさらい
  • 目的と裏切りの理由は?
  • 尾形の過去は?
  • アシリパとの関係は?
  • 尾形は樺太編で死亡?

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気になる方は合わせて確認してみてくださいね。

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ゴールデンカムイネタバレ|尾形百之助の初登場は何巻何話?声優やモデルも!

尾形百之助は帝国陸軍北海道第7師団第27聯隊に所属している兵士で、階級は上等兵。鶴見中尉を裏切ったことで、現在は脱走兵扱いとなっています。

特に遠距離狙撃においての腕前が素晴らしく、有効射程距離500mと言われた30年式歩兵銃で2km先を狙撃することも可能という凄腕のスナイパーです。

初登場は?

尾形百之助の登場は早く、原作では1巻、アニメでは2話とかなり序盤。なんと白石よりも前に登場しています。

初登場の際はまだ髪が短く、すぐに杉元に返り討ちにあってしまったことから、やや印象が薄かった尾形ですが、再登場した際には髪が伸びてイケメンに大変身しています!

尾形百之助の声優は?

尾形百之助役を担当されている声優は、俳優としても活躍されている津田健次郎さんです。

独特の低音ボイスで知られる津田健次郎さんの色気のある声は、ミステリアスな尾形にピッタリ!

津田健次郎さん自身も、尾形百之助というキャラクターは非常にやりがいがある、と過去のインタビューで語っていらっしゃいます。

尾形百之助のモデルは?

尾形の独特な銃の構え方には実はモデルが存在しています。

それはアメリカ海兵隊に所属していた伝説の凄腕スナイパー、カルロス・ハンコックです。

映画「山猫は眠らない」の主人公トーマス・ベケットも、この構えをモデルにしているそうです。尾形の「山猫」と呼ばれる設定はここから来ている可能性が高そうですね。

 

ゴールデンカムイネタバレ|尾形百之助の目的や裏切りの理由

アニメ2期のラストで、尾形はアシリパの父である「のっぺらぼう」を撃ち殺し、そのまま杉元にも銃弾を撃ち込みます。

以前より杉元から「コウモリ野郎」と揶揄されるほど所属先をコロコロと変えるのがスナイパー・尾形百之助のスタイルではありましたが、まさかのタイミングでの裏切り行為に度肝を抜かれた方は多かったのではないでしょうか。

尾形百之助の裏切りの理由は?

尾形が杉元を裏切って攻撃したのは、「のっぺらぼう」ことウイルクが杉元と会話を交わしていたことで、キロランケの目的や正体が杉元にバレてしまうことを警戒したためです。

このことから、尾形はキロランケの「目的」に賛同しており、キロランケが金塊を手にするために杉元を裏切ったのだと思われました。

しかし、樺太の旅の終わりにアシリパが金塊の鍵となる情報を思い出した際に、尾形はそれに気づいていながらキロランケには告げず、言葉巧みにアシリパから「鍵」の情報を引き出そうとします。

このことから尾形はキロランケに賛同して手を組んだわけではないことが分かり、裏切りの理由は再び謎なってしまいました。

尾形百之助の目的は?

そして尾形の目的ですが、鶴見中尉や土方らの金塊を欲する理由が明確であるのに対して尾形が金塊を狙う理由は不明です。

アシリパから「鍵」の情報を引き出そうとする際に「金塊全部はいらない」「少しあればいい」といった発言をしていたことから、金塊に全く無関心という訳ではないと思われます。

しかし、アシリパから情報を引き出そうとして尾形がついた嘘はあまりにもお粗末なもので、果たして本気で情報を聞き出すつもりでいたのかは謎です。

ファンの間でもしばしば議論が交わされる尾形の本当の目的ですが、それが尾形自身の口から明かされる日は訪れるのでしょうか……。

*30巻に収録される予定の304話にて尾形の目的や心の内が明かされました。

  • 父親と同じ第七師団長になる
  • 自分のような母親に相手にされなかったものが第七師団長になることで第七師団長の椅子なんてくだらないと証明したい

尾形にとっては母親に相手にされなかったことが心の底にあり、素晴らしいと思っていた父親も実はたいしたことがないと証明したかったと考えられます。

ゴールデンカムイネタバレ|尾形百之助の過去は?

尾形百之助は当時近衛師団陸軍中佐だった花沢幸次郎と浅草芸者の母の間に産まれており、所謂「妾の子」です。実は軍の人間が言う「山猫」とは枕芸者の暗喩で、尾形の産まれを揶揄するものでもありました。

尾形の過去は暗く、母、異母弟、父を自身の手で殺害しています。

殺害の動機は「自分を見て欲しい」「認められたい」という一見利己的なものではありますが、尾形百之助という男がいかに愛情に飢えた人生を送ってきたのかが伺い知れます。

異母弟への暗い感情

花沢中将の嫡男であり、尾形の異母弟である花沢勇作少尉と尾形百之助は同じ第7師団に所属し、尾形は優作から「兄様(あにさま)」と呼ばれて大変懐かれています。

しかし優作は尾形とは正反対に全てを与えられて生きてきた真っ直ぐな男であり、日露戦争旅順攻囲戦では軍の先頭に立ち、武器ではなく旗を持って仲間を鼓舞する「旗手」の役割を担っていました。

旗手のゲン担ぎとして「人を殺してはならない」と清廉潔白であることを父に強く命じられ、誰からも大切に守られてきた優作に、父に見捨てられ、敵だけでなく自身の母すら手にかけた尾形は次第に鬱屈した想いを抱えていきます。

優作から「罪悪感を持たない人間はいない」と言われたことを自身への否定と受け取った(優作は尾形の善性を信じての発言だった)ことも、尾形の優作殺害の動機につながっているのかもしれません。

優作の回想は全て尾形の視線で進みますが、優作の「目」を見ないように描かれていることから、尾形の異母弟への感情は今なお複雑なようです。

尾形百之助の過去は何巻何話?

尾形の過去エピソードはアニメ19話ですでに語られていますが、優作との因縁単行本17巻164話・165話で読むことができます。

第3期でアニメ化されると思われるエピソードなので、どのように描かれるのか楽しみであり、恐ろしくもありますね。

▶さらに詳しくはこちらで

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ゴールデンカムイネタバレ|尾形百之助とアシリパの関係は?

樺太編では杉元と別行動となるアシリパですが、その旅路で杉元の代わりのようにしてアシリパに寄り添うのが尾形です。

頑なに拒んだ「チタタプ」や「ヒンナ」を口にするようになるなど、アシリパには心を開きつつあるように見える尾形。

果たして尾形はアシリパをどのように思っているのでしょうか?

アシリパに好意を抱いている?

幼いながらも包容力抜群のアシリパ。

杉元や白石、そして尾形にアイヌの文化を伝え、生き物の命を戴くことの大切さを教える姿はまるで母親のようです。

さらにアシリパは、尾形が「狩るのは難しい」とされていたシギを簡単に撃ち落とした際に、その腕前を認めてシギを鍋にして振舞います

その姿は、かつて自分の取ってきた獲物に見向きもせず父のためにアンコウ鍋を作り続けた母とは真逆で、少年時代の尾形が望んでいた反応だったと言えるのではないでしょうか。

愛情に飢えて育った尾形にとって、アシリパの「分け隔てなく愛し与える」姿勢は眩しく、愛しいものであるのかもしれません。

アシリパを憎み利用する気でいる?

尾形がアシリパに興味を抱くようになったのは、アシリパがのっぺらぼうの娘だと判明してからです。

そのことから尾形は、金塊に近いアシリパの心を掴み利用するつもりでアシリパに心を開いたふりをし、さらにアシリパが心を寄せる杉元の振る舞いを真似ている可能性もあります。

そして「偉大な父に愛され、正当な後継者」として育てられ、杉元からは「人を殺さないで済む」よう守られているアシリパは、かつて尾形が羨望と憎しみを抱いていた優作と重なる部分が多々あります。

実際、旅の後半には尾形自身もアシリパに優作の姿を重ねているシーンが多く、さらにはアシリパの「潔白」を穢そうとするような言動も見られることから、尾形はアシリパにも優作に抱いていた屈折した想いを抱えているのかも知れません。

とはいえ、人間の感情は一言で言い表せないほど複雑なものです。

尾形がアシリパに抱いている感情も、善か悪、好きか嫌いかといった単純なものではなく、尾形自身にもその正体がわかっていない可能性も十分考えられるのではないでしょうか。

*31巻310話で尾形はアシリパの姿に勇作を重ねていたことが分かりました。

尾形にとってアシリパは、自分の罪と向きあうきっかけをくれた人物だといえます。

ゴールデンカムイネタバレ|尾形百之助は樺太編で右目負傷し死亡!?今後の行方は?

先述した通り、尾形は金塊の鍵を思い出したアシリパを懐柔しようとしますが嘘を見抜かれ拒絶され、その後はその腹いせのようにアシリパに自身を殺させようと振舞います

アシリパを煽り、偶発的ではありますが毒を塗った弓矢を自身の右目に受けた尾形。

アシリパを「人殺し」にすることに成功してしまったかと思われましたが、駆けつけた杉元の応急処置で尾形は命を救われます

しかし、毒が回らないように右目の周りの肉を削いだことで尾形は右目を失明。スナイパーとしては致命的な傷を負ってしまうことになります。

しかし、それでも金塊争奪戦から「降りる」つもりはないようで、杉元一行の前から姿を消した後も尾形百之助は物語に関わり続けることとなります。

最終的には尾形は31巻収録予定の310話で、弟勇作の亡霊を見ながら自ら銃で自害しました。狙っていた第七師団長には、鯉登音之進が就いたことが後に分かっています。

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まとめ

いかがでしたか?

様々な思いを抱えて生きる登場人物達の中でも、ひときわ背負っている闇が深い尾形。

しかし闇の深さから漂う謎めいた雰囲気も尾形百之助の魅力であり、その「危うさ」がファンを惹きつけてやまないのでしょう!

  • 裏切りの理由や目的は不明
  • 自身が殺した異母弟との確執を引きずっている
  • アシリパへの感情は愛憎が入り混じっている?

しかし、闇が深ければ深いほど光は強くなるもの。

いつか尾形の闇を照らす光が、彼の望んだ「祝福」を授けてくれる日が来ると信じたいですね。

本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。