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【進撃の巨人】ジークの目的と正体は?脊髄液や叫びの効果&能力も解説

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マーレ軍に所属する獣の巨人の継承者、ジーク・イェーガー

アニメ進撃の巨人2期のラストで圧倒的な強敵として登場し、調査兵団からするとエルヴィン団長の仇とも言える存在です。

アニメ進撃の巨人4期ではマーレでのジークの姿が描かれていますが、果たしてジークとはどのような人物なのでしょう。

今回はジークの目的と正体は?脊髄液や叫びの効果&能力も解説、というタイトルで、「驚異の子」ジークについて掘り下げていこうと思います!

  • ジークの正体は?
  • 獣の巨人・ジークの脊髄液や叫びの効果&能力を解説
  • ジークの最終的な目的は何?

 

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【進撃の巨人】ジークの正体と過去は?

ジークはどんな人物?

ジークは「マーレの戦士」リーダーで、ライナー・アニ・ベルトルトの上官であると同時に兄のような存在です。

冷静ながら常におどけたり人を茶化すような言動をとり、その一方で意味深な発言や謎の行動が見え隠れするなど、どうにも胡散臭い雰囲気があります。

「九つの巨人」のひとつ「獣の巨人」の継承者ですが、獣の巨人を継承してから約12年が経過しており、マーレ編では彼に残された寿命は1年足らずであることが判明しています。

ジークの正体は?驚異の子と呼ばれる過去とは?

ジークはエレンの父、グリシャ・イェーガーと彼の前妻ダイナ・フリッツとの間に産まれた息子で、エレンの異母兄です。

母・ダイナは始祖ユミルの血を引くフリッツ王家の末裔であり、その血を引くジークは幼い頃から「エルディアを勝利に導く者」として「エルディア復権派」のリーダー格であった両親から洗脳に近い教育と自身が望まない戦士への道を強要されます。

そのためジークは自分と向き合わず理想を押し付けるばかりの両親を拒絶し、自身と祖父母の安全と引き換えに弱冠7歳にしてマーレ政府に両親と「エルディア復権派」のことを密告。

「楽園送り」にしており、そのマーレに対する忠誠心と歴代の獣の巨人の継承者の中でもジークだけが持つ能力がマーレ軍に評価され「驚異の子」と呼ばれています。

しかし実は「反マーレ義勇兵」という組織の中心人物としてエルディア人のためにマーレを裏切る決意をしており、その正体が二重スパイだったことが明かされます。

マーレに対抗するための技術や情報の提供と引き換えにパラディ島への亡命を希望していますが、エレン以外の調査兵団からは不信感を抱かれている状態です。

 

【進撃の巨人】獣の巨人・ジークの脊髄液や叫びの効果&能力を解説

獣の巨人の能力は?

ジークが所有する「獣の巨人」は17メートル級の猿型巨人で、他の巨人と比べて大きいということくらいしか特徴がありませんでした。

しかしジークは自身の投擲能力を活かし、14メートルほどあるその長い腕を利用して砕いた岩を野球ボールのように正確に投擲する攻撃を得意としています。

さらにジークは自らの脊髄液を飲ませたエルディア人を「叫び」によって任意で巨人化させる能力を持ち、その力の正体は巨人研究者の間でも大きな謎とされています。

脊髄液と叫びの能力&効果は?

脊髄液と叫びの能力は?

巨人の脊髄液を摂取した(させられた)エルディア人が無垢の巨人と化すことが作中で明かされていましたが、ジークの脊髄液を摂取したエルディア人は意識を失って身体が硬直し廃人と化してしまいますが、すぐに巨人にはなりません。

彼らはジークの叫び声を聞いた瞬間に巨人と化し暴れ始め、さらにジークは自らの脊髄液で巨人化した者ならある程度コントロールが可能となります。

マーレはこの能力を大いに戦争利用し、巨人を兵器として扱っているのです。

また、ジークの脊髄液によって巨人化した巨人は通常の巨人と違って月が出ていれば夜でも動けるという特徴もあります。

脊髄液の人体への効果は変えられる?

現在ジークの脊髄液の摂取方法にはガス兵器による摂取とワインに混ぜたものを摂取するという2つの方法が挙げられています。

ガス兵器によってジークの髄液を強制摂取させられたラガゴ村の人々はすぐに体の自由が利かなくなっているのに対して、ワインで脊髄液を摂取した壁内の兵団メンバーは「一瞬身体が痺れた」ような感覚はあれども身体が硬直したり廃人と化したりはしていません。

また、戦場では髄液を摂取したエルディア人を敵側に潜入させておく、という利用方法もあるとのことなので、作中では詳しく触れられていませんが、ジークの脊髄液は摂取方法や摂取濃度によって人体への効果が変わる可能性が高そうです。

ワインの成分に反応して効果が変わるのか、それともガス化することで濃度や即効性が上がるのか……考察のしがいがありそうですね。

また「脊髄液を摂取した時点で獣の巨人を継承するのでは?」と疑問に思いそうですが、9つの巨人の継承には「先代の巨人が死亡している」ことも条件となっているようなので、ジークが生きている限りはジークの脊髄液を摂取したエルディア人が獣の巨人になることはありません。

ジークの脊髄液だけが特別である理由を解説!

脊髄液を飲ませたエルディア人を「叫び」によって巨人化し操る能力はジークだけが持つ、歴代の「獣の巨人」にはない特別な能力です。

実はこの能力はジークに流れる王家の血=始祖ユミルの力によるものなのですが、コルトとの会話からジークは自身の出自を軍には明かしていないと判明しました。

コルトはジークの力が始祖の巨人のようだと語りましたがそれは正解で、ジークは王家の血の力によって「始祖」の力を使うことが可能なのです。

しかしその力はあくまで始祖の力の劣化版であり自身の髄液を飲んだ巨人しか操ることはできません。

一方、完全な「始祖」の力を持つエレンは髄液の摂取に関係なく全ての巨人を操ることが可能ですが、王家の人間がいないとその力を使うことはできない状態となっています。

 

【進撃の巨人】ジークの最終的な目的は何?

ジークの目的は「エルディア人安楽死計画」

敵として登場し、マーレの寝返ったエルディア人であった過去が明かされたジークでしたが、アニメ4期では実はマーレに寝返ったふりをしてエルディア人の復興を目指すスパイだった、ということが明かされます。

あっちへこっちへと居場所を変える姿はあまりにも怪しすぎますが、案の定ジークの言うエルディア人の復興は嘘で、彼の最終目的はエルディア人を根絶することでした。

そのため、ジークはエレンの持つ「始祖」の力と自身の「王家の血」を持って始祖ユミルに「全エルディア人を子供が作れない身体に改造」させ、緩やかに民族を滅ぼす計画「エルディア人安楽死計画」の実現を目指しています。

ジークが自分の任期(寿命)が終わる前にパラディ島へ出向き始祖の巨人の奪還にこだわっていたのは、この計画を実行するためだったのです。

なぜジークは「エルディア人暗殺計画」を企てている?

ジークがこのような考えに至ったのは、先代の獣の巨人・クサヴァーの影響です。

クサヴァーは愛情に飢えていた少年時代のジークの唯一の理解者で、ジークは彼を父のように慕っていました。

その想いは現在でも変わらず、ジークのメガネはクサヴァーの形見の品です。

クサヴァーがジークに与えた影響は大きく、ジークが両親を密告したのもクサヴァーのアドバイスによるものでした。

そして青年となったジークは、ある日クサヴァーから彼の妻はマーレ人だったが、夫がエルディア人であることを知って子供と心中してしまったという過去を聞かされます。

ジーク自身もエルディア人であるが故に両親が民族解放の思想に囚われ自分は愛されなかったという経験から、やがて2人は「エルディア人が産まれなければ悲劇は起こらない」と言う結論にたどり着くのです。

この思想とジークが持つ王家の血が重なって「エルディア人安楽死計画」が誕生したのでした。

しかしエレンとの「過去の記憶ツアー(ジークの能力で好きな過去に遡って体験できる能力でエレンと過去を見て回った)」によって父グリシャから愛されていたことを知ったジークが、今でもエルディア人安楽死計画を実行する気でいるかどうかは不明です。

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まとめ

今回は謎多き人物・ジークとその能力についてまとめてみました。

  • ジークの正体は二重スパイ
  • 目的はエルディア安楽死計画の実行
  • 脊髄液と叫びの能力は王家の血を引くジークのみが使用できる

進撃の巨人アニメ4期では登場シーンの多いジーク。

原作者諌山創先生曰く「主人公がなってはいけない姿」であるジークはどのような運命をたどるのか、注目してみてくださいね!

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本ページの情報は2020年12月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。