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【進撃の巨人】不戦の契りとは?無効化(解除)できるかネタバレ

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ヴィリー・タイバーの演説でついに戦いの幕が上がった進撃の巨人4期5話。

演説の盛り上がりと緊張感がピークに達したと同時に登場するエレンの進撃の巨人の姿には、思わず震えてしまいました!

このシーンのインパクトがあまりにも大きすぎましたが、ヴィリー・タイバーの演説も聞き応え十分であると同時に、重要な情報が詰まったものでしたね。

中でも「不戦の契り」は今後の展開に向けて特に重要度が高い情報なので、今回は「不戦の契りとは?無効化(解除)できるかネタバレ」と言うタイトルで、謎多き「不戦の契り」について解説・考察していきたいと思います!

  • 不戦の契りとは?
  • 不戦の契りは無効化(解除)できる?

 

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進撃の巨人ネタバレ|不戦の契りとは?

不戦の契りとはどんなもの?

不戦の契りはアニメ3期・王政編から登場している言葉で、145代フリッツ王(初代壁の王)が戦いから身を引きパラディ島に閉じこもることを決断した際に、自分が死んだ後も外の世界と戦いが起こらないよう、自身の思想を後の王家の人間に受け継がせるために作り出したものです。

具体的な効果としては、レイス王家の人間のみがその力を発動させることができる「始祖の巨人」の力が使えなくなってしまいます。

ヒストリアの異母姉・フリーダのように、レイス家の人間がどれだけ始祖の巨人の力の行使を必要とし望んでいたていたとしても、王家の人間が「始祖の巨人」を継承した時点で145代フリッツ王の思想にとらわれてしまい、戦う意志を失ってしまうのです。

継承者の意思や背景を全く無視したその効力は「呪い」または「洗脳」と言えるのかもしれません。

始祖の巨人の継承者が145代フリッツ王の思想に囚われ自らの意思を奪われて行く様子を、ケニーは「奴隷」と称していました。

不戦の契りは誰と結ばれた?

145代フリッツ王は、人類最初の巨人であり、全ての巨人と繋がる存在である始祖ユミルと不戦の契りを結び、その能力を封印しました。

始祖ユミル自身は既に亡くなっており、現在はその概念のような存在が座標の世界に取り残されている状態となっています。

145代フリッツ王も、生前の始祖ユミルではなく座標世界にいる始祖ユミルと契約を交わしたのでしょう。

不戦の契りによって抑えられている始祖の巨人の力とは?

始祖の巨人は9つの知性巨人の頂点とも言える存在で、無垢の巨人から知性巨人まで全ての巨人を統べる力を持っていると言われています。

「座標」とも呼ばれ、ライナーたちが最初にパラディ島を訪れた目的は「始祖の巨人」の奪還でした。

巨人を意のままに操る能力も驚異的ですが、始祖の巨人が望めばパラディ島の壁の中で眠る超大型巨人たちを起こして世界を破壊して回る「地ならし」を行うことができ、この「地ならし」こそが「最悪の脅威」として全世界から警戒されています。

現在の始祖の巨人の継承者はエレンですが、その力は王家の血筋でなければ行使することはできないため、エレンだけでは始祖の力を使うことはできません。

不戦の契りを作ったフリッツ王の真意は?

今回のヴィリー ・タイバーの演説によって、145代フリッツ王は心から平和を望むと同時に心底争いから手を引きたいと願っていたことが判明しました。

しかしマーレが始祖の奪還を企てたように、いくら自身が戦う意思のないことをアピールしても攻め込む敵がいなくなるわけではありません。

それなのに、なぜ145代フリッツ王は自衛のための力まで封じてしまったのでしょう。

そのヒントは、アニメ4期5話で繰り返し登場した「自身の罪を誰かに裁かれたい」という望みにあると思われます。

実は始祖の巨人を継承者は、不戦の契りの145代フリッツ王の思想に染まったあと、自死の道を選ぶ者が少なくありません。

この思想から考えるに、145代フリッツ王はこれまでエルディア帝国が巨人の力で世界を蹂躙したことに罪悪感を覚えており、エルディア人は世界に裁かれるべき存在だと考えているのではないでしょうか。

そのため、始祖の力を武器としてだけでなく自衛のための力として使うことまで禁止したのも、他国からの攻撃があった際にはこれまでの行いへの贖罪として甘んじて受けるべき、という考えから来るものあり、145代フリッツ王はずっと誰かに裁かれることを望んでいたのかもしれません。

 

進撃の巨人ネタバレ|不戦の契りは無効化(解除)できる?

エレンは何故始祖の巨人の力を使えた?

不戦の契りによって使用できないはずの始祖の巨人の能力ですが、エレンは過去に一度だけ始祖の巨人の力を発動しています。

それは、エレンの母とハンネスを食べた巨人(通称カルライーター)をエレンが素手で殴った時です。その後エレンの声に応えるように無垢の巨人たちがカルライーターに襲い掛かった光景は衝撃的でしたね。

当時は謎とされてきたこの現象は、実はカルライーターの正体が「楽園送り」にされたグリシャの前妻・ダイナであり、彼女がフリッツ王家の血を引いていたことで起こった現象だったのです。

現在の始祖の巨人の継承者であるエレンは王家の人間ではないため、始祖の巨人の力を持ちながらも不戦の契りに囚われてはいません

そのため、エレンがレイス王家またはフリッツ王家の血を引く人間と接触すれば不戦の契りにとらわれることなく始祖の巨人の力を行使することが可能となるのです。

王家の血を引く人間は誰?

現在登場しているキャラクターで王家の血を引いているのは、レイス王家の人間で現パラディ島の女王・ヒストリアと、フリッツ王家の末裔であるダイナの血を引くジークです。

この2人のどちらかがエレンと接触すれば、エレンは始祖の巨人の力を発動させることが可能となります。

マーレ襲撃の時点ではエレンはジークの思想に賛同し、その思想の実現のために始祖の巨人の力を使うべくジークとの接触を企んでいるとされていましたが、実はエレンは座標世界への道を開くためにジークの王家の血を利用するつもりでいたのでした。

不戦の契りは無効化(解除)できる?

エレンが始祖の巨人の力を使うための「抜け道」の存在は確認できましたが、不戦の契りそのものを無効化(解除)することはできないのでしょうか?

実は、原作ではフリッツ王家の末裔であるジークが座標世界で始祖ユミルと接触し、不戦の契りの無効化(解除)に成功したと語っています。

圧倒的力を持つ始祖ユミルの正体は初代フリッツ王の奴隷であり、145代フリッツ王(初代壁の王)の思想に染まらない王家の人間が望めば契約を無効化(解除)できると言うのです。

しかし、ジークは王家の人間ではあるものの始祖の巨人の継承者ではありません。

さらに奴隷だと思われてきた始祖ユミルにも実は意思があったということが判明し、エレンとともに地ならしを起こし世界を滅ぼす道を選んでいます。

このことから、ジーク自身に不戦の契りが解除されたことを確認する手段がなく、ユミルも実は王家に絶対服従を貫いているわけではない可能性があるため、実は不戦の契りは無効化(解除)できていなかったと考えることもできそうです。

不戦の契りがただの自由への足枷だったのか、それとも本当に平和への鍵だったのか、その答えはまだハッキリとは出ていないようですね。

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まとめ

いかがでしたか?今回は謎多き「不戦の契り」をテーマに考察・解説してみました。

  • 不戦の契りは王家の血を引く始祖の巨人の継承者が145代カール王の思想に染まり、争う意思を奪われるという呪いのような存在
  • 不戦の契りはエレンには無効なので、条件を満たせばエレンは始祖の巨人の力を使用可能
  • ジークが不戦の契りの無効化(解除)に成功したと言うが、真偽は不明

ヴィリー ・タイバーの演説で全貌が見えたかと思われたものの、まだまだ多くの謎に包まれている「不戦の契り」。

この呪いまたは希望のような存在が物語の最後にどのような影響を与えるか、ご注目ください!

本ページの情報は2021年1月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。