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【デカダンス9話感想】パイプやバグの白いガドルも消える?ガドルを失ったデカダンスはどうなるか?

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ついにガドル工場に潜入した第9話!強くなったナツメと共に、ゲーム警察を相手にドンパチ大暴れ!

と、なるのかと思いきや、不気味なまでに強いフギンとムニンの存在、抵抗虚しく散りゆくサイボーグ達の命、サルコジの贖罪とプライドを賭けたラストアタック……と、アツいながらも胸が苦しくなるシーンが多い展開でした。

中でも特に印象的だったシーンが、活動停止スイッチひとつで文字通り消えていくガドル達です。あっけないにも関わらず、吸血銛で突くよりも残酷な退治方法。果たしてナツメの目にはどのように映ったのでしょう。そして同じガドルであるパイプの運命は!?

今回はガドル工場襲撃成功の結果、パイプやバグの白いガドルも消える?ガドルを失ったデカダンスはどうなる?をテーマに考察したいと思います!

  • 工場襲撃についておさらい解説
  • パイプと白いガドルの安否は?
  • デカダンスは今後どうなる?

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【デカダンス9話感想】ガドルはどうなった?工場襲撃をおさらい!

工場襲撃の過程ではフギン達の妨害やターキーの裏切り、サルコジの覚醒等、盛り上がりポイントが多すぎて混乱した方も多いのではないでしょうか。

そこでまずはガドル工場襲撃についておさらい解説していきたいと思います。

ガドル工場攻略の流れを整理

①カブラギとナツメが工場に潜入する

②地下でガドルの糞に火を点けることで発生した有毒ガスをガドルの水槽に混入させ、水質汚染を起こす

③水質汚染によるストレスでガドルがゾーンを展開することによりスタッフが満足に身動きできなくなるため、その隙をついて施設奥へ進む

④GGS(ガドルジェノサイドシステム)を発動し、ガドルを消去&生産ラインを止める

⑤動力炉を破壊

実際はターキーの裏切りにより③の時点でフギンとゲーム警察の妨害が入り、サルコジの決死の特攻によって④と⑤の順番が入れ替わりましたが、「ガドルを消し、生まれなくする」という目的は果たされました

しかし、ジルが動力炉を叩けば「しばらく」ガドルは発生しないと言ったように、サイボーグ達にその気があれば、時間さえかければ工場を復帰させ再びガドルを生産することが可能なようです。

GGSとは?ガドルは本当に消えた?

ガドルジェノサイドシステムは、文字通りガドルを死滅させるためのシステムです。

これだけ聞くとただのご都合主義便利アイテムのようですが、チラリと映ったシステムの警告文には恐ろしい文言が並んでいます。

このことから、現在デカダンス内に放たれたガドルは間違いなく全滅したといえそうです。

しかし、これでタンカーの街を襲うガドルがいなくなったのは良いとしても、パイプや工場にいた白いガドルはどうなってしまったのでしょうか。

【デカダンス9話感想】GGSによってパイプやバグの白いガドルも消えた?

全てのガドルが消えてしまうGGS。押された瞬間から続々と消滅していったガドル達が映されましたが、そこにパイプや白いガドルの姿はありませんでした。

先ほどのGGS発動への警告文によると、GGSは管理チップを埋め込まれたガドルにのみ作用するという受け取り方もできます。ナツメとカブラギがチップがないことで工場の警備システムをスルーできたように、バグであるパイプや白いガドルもチップが埋まっていなければ助かっている可能性があります!

パイプはどうなる?

今回はお留守番となったパイプ。豪華なご飯をたっぷりもらっていたのはパイプを連れていけないお詫びかと思っていましたが、扉を閉めるカブラギのなんとも言えない表情やスイッチを押すカブラギの回想などから考えると、カブラギはGGSを作動させることでパイプも消えてしまうと確信している可能性が高そうです。最後の晩餐だから豪華にしてあげたということでしょうか……(涙)。

以前行方不明になった際にミナトがパイプの位置情報を探っていたことから、パイプにチップが埋め込まれていることは間違いないと考えられます。

しかし、公式の管理チップだと常にデカダンス内にガドルが居ることがバレてしまうと思われるので、バグであるパイプには公式ではない迷子札的なお手製チップが入っていたという可能性も十分考えられそうです。

そうなると、パイプが生存している可能性は僅かながらもある、と言えますね!

また、パイプの声優がクレナイ役の喜多村英梨さんが担当されていることから「これも何かの伏線では?」と疑われている方もいらっしゃるようです。

何にせよ、公式の「推し」であり、デカダンスのマスコットキャラクターであるパイプがこんな寂しい終わり方をするはずがない!と信じたいところです!

白いガドルはどうなる?

攻撃性がないことからバグだと思われる白いガドル。その大人しい性格のせいか、水槽から出されて工場長にいじめられるなど辛い目に遭っていました。

しかし、それゆえに水槽の水質汚染に晒されることのなかった白いガドル。バグだということでチップが入っていない可能性は十分考えられます

そうなるとこの白いガドルも生き残っていると思われますが、いじめられていた時は小さく儚げに見えたこの白いガドル、正面から見るとちょっと目が怖いような……。そして、工場長が自分を叩くのに使っていた鞭らしきものを持っているようにも見えますが、果たしてこの子はどうなってしまうのでしょう?

【デカダンス9話感想】ガドルを失ったデカダンスはどうなる?

そしてもうひとつ気になるのが、ガドルを失った移動要塞デカダンスとゲームを楽しむサイボーグ達、そしてデカダンスでの暮らししか知らないタンカー達の行方です。

ガドル全滅で燃料・食糧問題はどうなる?

一番大きな問題となりそうなのが、ガドルを失ったことでオキソンと食料の入手先がなくなってしまうことだと思われます。

タンカー(人類)はデカダンス内で牛を飼っていた描写があったようにガドル以外の食料を得る方法もあるようですが、運営が「間引き」を実行するほど数が増えています。彼ら全員が食べていけるには、やはりまだまだガドルが必要だと考えられます。

ちなみに、今回ガドルは「棘皮動物」、つまりウニやナマコの仲間であることがサラッと明かされました。ウニの仲間ならまぁ味は美味しそうだな、と思うのは日本人ならではの発想でしょうか(笑)。

一方、タンカーと違ってサイボーグ達の燃料はオキソン一択。ガドルからしかオキソンを入手できないとなれば死活問題です。

ここで思いつくのが、世界に複数あるという「他企業」の存在です。存在が明かされて以来、ほぼ一切触れられていないこれらの企業からオキソンの供給が望めるのであれば、少なくとも燃料問題は解決できると考えることができます。ここでいよいよ他企業参戦!となるでしょうか?

デカダンスはこのままサービス終了へ?

全ガドルが消えたことで、デカダンスの規約上「サービス終了」となってもおかしくはない状況に追い込まれたと言えますが、このままデカダンスは「サ終」してしまうのでしょうか。

しかし、どんなピンチでもイベントという名のチャンスにして乗り越えてきたデカダンス運営。サービス終了前に、大型イベントという名のラスボスバトルが開催されてもおかしくはなさそうです。それならラスボス役を務めるのは誰でしょう?

ラスボスはフギン?

今回のバトルでも圧倒的なまでの強さを見せつけたフギン。今回は動力炉爆破の衝撃でバトル中断となりましたが、オープニングでサイボーグ体のままカブラギと戦う姿が描かれていることから、リベンジの可能性はありそうです。

ラスボスはミナト?

今回のガドル殲滅でいよいよ堪忍袋の緒が切れてもおかしくないミナト。過去にはカブラギを止める方法には困らない、という発言もあり、敵になっても何も不思議ではありません(むしろ今までよくカブラギの傍若無人っぷりに付き合ったな、と)。

ラスボスは「まだ出ていない」ガドル?

アニメ本編ではなく公式インタビューからの情報になりますが、8/27公開のインタビューでガドルデザインの松浦聖氏が「まだ登場していない大型ガドルがいる」と話されています。

やはりデカダンスに現れる敵はガドルであってほしい気持ちはあるので嬉しいですね。

しかし、ガドルが死滅した今となっては、生き残っている可能性が高いのはパイプと白いガドルのみ。どちらかが大型ガドルに進化してしまうのでしょうか?

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まとめ

いかがでしたか?今回は情報量が多く、物語全体を把握するのに少し苦戦してしまいました。大きく動いた世界と物語に、視聴者とナツメが付いていけるか少し心配です。

  • パイプと白いガドルが生存している可能性大
  • デカダンスはサービス終了?終了前に大型イベント開催か

デカダンスもついにラストまであと3話。とは言え、1話の設定を2話でアッサリ覆されたことを思い出すと、あと3話もあれば今までの設定が全てひっくり返ってもおかしくはないでしょう。今後の展開、ますます読めません!

 

本ページの情報は2020年9月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。