リゼロ2期33話で、スバルは初めて「死に戻り」のことを誰かに伝えることに成功します。
かつてエミリアに話そうとしたときには、エミリアの命が奪われてしまったことがあったため、それからは誰にも話そうとしませんでした。
しかし死に戻りという過酷な能力を1人で抱えてきたことは、彼にとってかなりストレスになっていたことは間違いありません。
そんなスバルにとって、死に戻りのことを誰かに言えるというのはかなりの救いになったようでした。
しかし、なぜかスバルが話す前からエキドナはスバルの死に戻りの能力を知っているようでした。
というわけで今回は、どうしてエキドナが死に戻りを知っていたのか、そしてどうしてペナルティなく話せたのかについて見ていきたいと思います。合わせて、この2人の間では本当にペナルティがないのかについても見ていきましょう。
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リゼロ2期|エキドナがスバルの死に戻りを知っていた理由は?
リゼロ2期33話でエキドナは再会したスバルの前で不自然な態度をとります。
今のループ開始時点は、第1の試練を乗り越えた直後です。そのため、今回の死に戻りでも大兎に襲われた影響からかなり混乱して目覚めました。
その混乱は、第1の試練を乗り越えた直後の態度としては非常に不自然です。目覚めた直後は記憶が曖昧になるとはいえ、さすがにこの状態で目覚めることはおよそありえないことです。
エキドナは神さまです。#リゼロ pic.twitter.com/1svI4F9yGp
— Arod (@dcheung16) August 26, 2020
しかし、エキドナはその不自然すぎる態度に疑問を示す様子もなく、以前飲ませたドナ茶の効果を使ってスバルを落ち着かせることまでしていました。
この直前にエキドナとスバルが会っていたことを考えても、その冷静すぎる対応は異常ともいえます。
そのような態度をとれたのは、この時点ですでにエキドナはスバルの死に戻りのことを知っていたからです。
ではどうしてエキドナは死に戻りについて知ることができたのでしょうか?
これには、第1の試練が関係しています。この試練は、自分の過去に向き合う、というものでした。実際、スバルは異世界召喚前の世界の中で、試練に挑んでいました。
この世界はエキドナが生成した世界です。試練を課すために、エキドナがその人の過去の記憶から世界を生成していたのです。
つまり、その過程でエキドナはスバルの記憶を隅から隅まで見ていたということになります。異世界召喚前の世界を作り出せたということは、少なくともそこまではさかのぼっていたということになります。
そうなると、必然的にエキドナはスバルが異世界召喚されてから見てきたものも知っていることになります。つまり、彼が死に戻りを通して見てきた世界も見たというわけです。
その結果、エキドナはスバルの死に戻りについて知ることになりました。
リゼロ2期|スバルがエキドナに死に戻りのことを魔女の手に邪魔されず話せた理由は?
リゼロ2期33話で、スバルがエキドナに死に戻りのことを打ち明けようとしたとき、いつもなら起こるはずのペナルティ(魔女の手)が何もありませんでした。
以前エミリアに打ち明けようとした際に、エミリアの命が奪われてしまった経験があったため、スバルはこれまで誰にも話そうとはしませんでした。しかし、エキドナが死に戻りについて知っていることを確信したスバルは、自らその事実を打ち明けます。
なぜエキドナに伝えた時には、いつもは起こるはずの魔女の手が何も発生しなかったのでしょうか?
1話だけでこんなに詰まった内容ってやっぱりリゼロ神だと思った。相変わらずエキドナさん可愛いし優しい そしてまたもやスバル女の子の前で号泣 次が楽しみ pic.twitter.com/qvW7oZEKW4
— 🍊蜜柑星人 まちゃ (@matya_822) August 26, 2020
その理由は、この会話がエキドナの魔女の茶会でされたものだからです。
これに関しては、原作でもこのような台詞が見られます。
「はっきりと答えろ。お前、俺が『死に戻り』をしてるって発言を何度口にしても、ここにあの手は……魔女の手はこないのか? そう思っていいのか?」
「あれが魔女の手であることは理解しているんだね。……ああ、そうだよ。ここはボクの夢、ボクの城。死にながら見たボクの夢幻だ。誰にも許可なく、立ち入らせない」
「確約できるか?」
「用心深いことだ。――確約するよ。ここに存在できる魔女は、『強欲』『暴食』『色欲』『傲慢』『憤怒』『怠惰』の六魔女だけだ。『嫉妬』の入り込む余地はない」
引用:『Re:ゼロから始める異世界生活』第四章45『茶会の条件』 鼠色猫/長月達平 著
エキドナ自身の台詞ですので、これはかなり確実性の高い情報だと思われます。
死に戻りについて話した時のペナルティを発生させているのは、スバルも言っている通り嫉妬の魔女サテラです。なので、そのサテラが介入することができない空間では、魔女の手も発生しようがない、ということでしょう。
事実、今までは無条件で発生していた魔女の手が1度も発生しなかったわけですから、少なくともこの空間では魔女の手は発生しないというのは確かなようです。
それで、この空間ではスバルも魔女の手なく死に戻りについて話せたわけです。
▶︎魔女の茶会に招待される資格&条件は?ドナ茶の味や効果も!
※リンクはこのページの最後にもあります
リゼロ2期|エキドナの茶会外でも魔女の手は本当に来ない?何も起こらない?
これは気になるところですが、今回何も起こらなかったからといって、これから先も本当に何も起こらないのでしょうか。
今日の更新を読んで、思い出したイメージがこれ。
リゼロのエミリア。
これをロゼマさんに変えると、黒い手がフェルディナンドの愛にぴったりフィット。
誰にも渡さんパワー満タン。 pic.twitter.com/mdhsdXBDdI— killrain (@aloward) May 16, 2017
実は、スバルとエキドナには直接何か害をこうむってはいないのですが、なんと聖域周辺の地域が大変なことになってしまいます。
エキドナの精神世界には、確かに嫉妬の魔女サテラは手出しできません。そのため、スバルにもエキドナにもペナルティは与えられませんでした。
しかし、そのせいでサテラの逆鱗に触れてしまいます。スバルが自分との約束を破って(勝手にサテラがそうさせているだけですが)、自分が手出しできないところでエキドナに死に戻りのことを話したのですから、怒るのも当然です。
その怒りのために、サテラは大暴れし、本人たちには手出しできないからという理由で、聖域周辺を壊滅させたのです。
つまり、エキドナの空間にいる限り、二人には何の影響もありませんが、外へ戻ったときにとんでもないことが起こっている、ということですね……。
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まとめ
今回エキドナがスバルの死に戻りについて知った理由や、スバルが死に戻りについて話せた理由などを見ていきました。
これまで誰とも共有できなかった秘密を打ち明けることができたのは、スバルにとっても救いになったことでしょう。
今回分かったことを簡単にまとめると、このようになるでしょうか。
まだまだ死に戻りについても明かされていないことがあるのだろうなと思うと、その奥の深さには驚かされますね。
死に戻りの秘密を共有したスバルは、これから先どんな選択をしていくことになるのか、このあたりのことも見どころになってくるでしょう。
今後の展開からも目が離せませんね!
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本ページの情報は2020年8月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。