【約束のネバーランド】シスタークローネのペンやメモ・人形や鍵の伏線は？死亡はなぜかも解説！

「約束のネバーランド」で、子供たちの監視役としてグレイスフィールドに呼ばれたシスタークローネ。

イザベラに逆らったことで、悲しい運命が待っていたシスタークローネですが、死の直前にエマたちに脱出のヒントを残していました。

この記事では、シスタークローネがどんな人物で、エマたちに何を残したのかをまとめました。

 

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約束のネバーランド｜シスタークローネはどんな人物？

子供たちの監視役

グレイスフィールドが鬼のための食用児を育てる農園だということがエマとノーマンにばれたことを知ったイザベラは、子供たちの監視役としてシスタークローネを呼び寄せました。

ヒロアカに続いて約束のネバーランドもハマってしまった…何かおすすめの漫画あったら教えて下さい….ちなみに僕はシスタークローネが好きです pic.twitter.com/o9m0rJjTRW

— ぴくと (@p1kt3) July 6, 2018

イザベラさえ騙せれば脱獄できると高をくくっていたエマたちは、敵が増えたことに落胆します。

イザベラは、秘密がばれたから子供たちが脱獄しないように監視してほしい、とだけシスタークローネに伝え、誰が標的なのかや具体的な指示はだしていませんでした。

それでもシスタークローネの存在は充分に脅威で、エマたちは作戦の変更を迫られます。

抜きんでた洞察力

シスタークローネは黒褐色の肌にドレッドヘア、背が高く力強いイメージの26歳女性です。身長は175cm、首の認識番号は18684と書かれています。

洞察力が優れていて、相手の発する言葉だけでなく、態度や呼吸などから意図をくみ取る能力があります。

ノーマンとエマとの問答シーンでは、2人の様子から2人が何を聞きだしたいのか、何を知られたくないのかを見事に言い当ててみせました。

グレイスフィールドの子供たちのプロフィールを資料を一度見ただけで覚えるなど、記憶力もかなりのものです。

さらに、子供たちとの鬼ごっこでは、運動神経も抜群であることがあきらかとなります。それまで体力のないノーマンに追いかけられていたので、それがシスタークローネに変わると、なんかどこまででも追ってくる、と子供たちは感じました。

エマたちにとってかなり嫌な相手と言って間違いありません。

イザベラの失脚を狙う野心家

シスタークローネは、エマたちと同じグレイスフィールドの出身者です。イザベラとは先輩後輩の関係にあります。

食用児としてグレイスフィールドで育てられた子供たちは、12歳になるまでに出荷されていきますが、優秀な成績を修めた女子には、シスターとなって子供を産み育てる側にまわる選択肢が与えられます。

出荷されれば鬼に喰われてしまうため、シスターになることが唯一生き延びる術です。選択を迫られた幼いクローネは、生きるためにシスターとなることを選びます。

シスタークローネには、農園のママになり人間らしい生活をするという野望がありました。

出荷される子供たちを育てる仕事は到底人間らしい仕事とは思えませんが、自分が出荷されることに比べればましだと考えていたのでしょう。

グレイスフィールドでイザベラが育てる子供たちの価値は他と比べて別格です。そのためシスタークローネはイザベラを失脚させ自分がママになるという野心を抱き、イザベラの弱みをつかもうとします。

 

約束のネバーランド｜シスタークローネはなぜ死亡した？

イザベラはシスタークローネに、余計な行動はせず子供たちの監視だけに努めるように、と再三警告します。

しかしシスタークローネは子供たちに接近し、脱獄を計画しているのがエマたちであることを突き止めると、イザベラを出し抜くために協力しようという話を持ちかけました。

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本日は、パワフルなみんなの人気者!?シスター・クローネ。
明るく快活だが、イザベラを蹴落としてママの座に就こうと画策する野心家なところも。#約束のネバーランド #アイコン pic.twitter.com/AGbfDrPOGL

— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) May 9, 2018

シスタークローネの諸々の行動は、イザベラもお見通しです。シスタークローネは高い能力の持ち主ですが、イザベラの方が何枚も上手でした。

イザベラは裏で手をまわし、シスタークローネを消す算段を進めます。

ある日突然シスタークローネに手紙が届き、その手紙には農園のママに任命するからすぐに準備をして門まで出向くように、と書かれていました。

念願のママ任命でしたが、シスタークローネは嬉しそうではありません。こんなにすぐにママに空きが出るとは思えない、と違和感を感じていました。

シスタークローネの予想通り、イザベラの采配によってシスタークローネは出荷されることが決まっていたのです。

仕方なく門に向かったシスタークローネですが、最後まで諦めず、イザベラの弱みの証拠となるメモを、門にいた上司グランマに渡します。

これで逆転できると思ったシスタークローネでしたが、メモを見たグランマは、イザベラの邪魔をされては困る、あの子は私に必要な駒なのだから、と言って去っていきました。

イザベラとグランマは裏で手を組んでいたため、最初からシスタークローネに勝ち目はなかったんですね。

 

約束のネバーランド｜シスタークローネの伏線！ペンやメモ・人形や鍵について

出荷されて姿を消したシスタークローネですが、短い登場の間に数々の伏線を残しました。中には今後エマたちが自由を目指すために必要不可欠なアイテムもあります。

ここではそんなシスタークローネの伏線アイテムについてまとめます。アニメではまだ描かれていない内容もありますので、ネタバレにご注意ください！！

伏線アイテム①：人形

アニメ「約束のネバーランド」で、クローネは黒人の赤ちゃんのような人形を持っています。この人形はアニメオリジナルの設定で、原作漫画にはない内容です。

子供をあやすように人形に話しかけたり、怒りにまかせて人形を破いたりと、シスタークローネの狂気を表現するのに大変効果的なアイテムとして登場しました。

農園で生まれ育ち、やらなければやられるという環境の中で、シスタークローネにとってこの人形は唯一本音を語れる相手だったのかもしれません。

とても自然な流れで出てきたこの人形ですが、実はモノローグを少しでもなくしたいというアニメ制作スタッフが考えたアイディアだと語られています。

伏線アイテム②：メモ

シスタークローネは脱獄の決定的な証拠をつかもうと、子供たちの部屋をあさりました。その際にとあるメモを見つけ、これでイザベラを失脚させられる、と大喜びします。

そのメモはレイがシスタークローネにわざと発見させるようにまいたエサでした。

メモの内容については明かされていませんが、

という条件から、レイがイザベラが産んだ子供であることが書かれていたと思われます。

レイには母親の胎内にいたときからの記憶があったため、イザベラが自分の本当の母親であることを知っています。

このメモを見つけたシスタークローネは、門でグランマに告げ口しますが、取り合ってもらえませんでした。

伏線アイテム③：ペン

自分が出荷されることを悟ったシスタークローネは、エマたちが脱獄を成功させ、世界を変えてくれることを願います。そして脱獄の助けになるであろうアイテムを棚の中に隠しておきました。

シスタークローネがエマたちに託したペンは、子供たちの脱獄を支援する謎の人物、W・ミネルヴァのペンです。

このペンを解読することで、W・ミネルヴァと連絡をとるための行先の座標(暗号)が空中に浮かび上がります。最初に解読していたのは出荷されたノーマンでした。出荷後、ノーマンはエマたちに手紙を残していて、そこでペンに暗号が隠されていることがわかります。

そしてこのペンが、エマたちが脱獄した後の道しるべとなっていきます。

W・ミネルヴァは子供たちを救うための暗号を様々な施設に忍ばせていました。シスタークローネはシスターとして働く中で外の人間と接触する機会があり、そのときに拾ったペンを持っていたのです。

シスタークローネがペンの意味をどこまで解読していたかはわかりませんが、何かの手がかりになるだろうと考え、エマたちに託しました。

伏線アイテム④：鍵型

シスタークローネはペンと一緒に鍵型も棚の中に入れておきました。

子供たちの生活しているハウスのカギは1本のマスターキーで全て開閉できます。シスタークローネが残した鍵型を使えば、ハウスのマスターキーをつくることができます。

脱獄のためには物資を集めることが必要です。エマたちはこの鍵型で作ったマスターキーを使って食糧庫などに侵入し、脱獄の準備を進めました。

この鍵のおかげで脱出の時に怪我をおったエマたちの手当をすることもできました。

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まとめ

子供たちの監視役として登場したシスタークローネですが、最後はエマたちの脱獄を助けるアイテムを残してくれました。

ある意味ではシスタークローネも、農園システムの被害者であると言えます。

エマたちは無事に農園を脱獄し、普通の生活を手に入れることができるのでしょうか。イザベラとの頭脳戦の行方にも注目です。

本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。