7話はアビーの過去へのヒントが多く示されていた回でした。それについては、以下の記事で考察しています。
そんな中でシンシアの正体にも迫るような描写がありました。それは、シンシアがシャワールームでえずいていたシーンです。そのシーンは、何かシンシアの正体や真意に迫るヒントになると考えられます。
というわけで今回は、そんなシンシアの正体に迫ります。以下の順でシンシアの正体や真意を考察していきたいと思います。
- シンシアの性格や詐欺の腕前は?
- シンシアがえずいていた理由は?
グレートプリテンダー7話感想解説|シンシアの性格や詐欺の腕前は?
Los Angeles Connection編の最後でローランの仲間であることが明かされたシンシア・ムーア。ローラン、アビーたちの仲間の中でも主要な人物の一人のようですね。
Cynthia Moore | シンシア・ムーア | #グレプリ | #GREATPRETENDER pic.twitter.com/fagxpWVRWS
— ilimitado (@ilimitadoEXE) June 13, 2020
この章では、以下の項目ごとにシンシアがどういう人物なのかを見ていきたいと思います。
- どんな登場をしたの?
- 性格は?
- 詐欺の腕前は?
シンシアはどんな登場をしたの?
彼女は、Los Angeles Connection編ではFBI捜査官のポーラ・ディキンスとして登場しました。
実際、公式サイトでもそのように紹介されており、シンシア・ムーアの名前が明かされるのはLos Angeles Connection編最終話の5話です。(公式サイトは、8/4現在の情報ですので、シンシアの正体が明かされた後には変更される可能性があります)
FBIの捜査官としての登場ですから、はじめはローランたちの敵のように見えていました。ポーラとしてえだまめに接触してきたときにはどうしようかと思ったものです。
しかしその正体がシンシア・ムーアでした。彼女はローランたちの仲間で、コンフィデンスマンだったわけです。このSingapore Sky編では最初からシンシアとしてえだまめたちと行動を共にしています。
シンシアの性格は?
まだポーラとしての登場回数の方が多いのではっきりとはわかりませんが、自信家なところがあるとは思います。ローラン含め、コンフィデンスマンは自分の手口に自信を持っていないとフィッシュ(詐欺のターゲットのことを、ローランたちはそう呼んでいます)を騙すことはできないでしょう。
また、えだまめたちへの態度を見ていると、大人の余裕を持った粋な人物のようにも見えます。6話で詐欺に引っかかった母親にお金を届けた時の態度を見ていても、その粋な態度は見えると思います。
ポーラとして登場していた時には、ロス市警の刑事たちを含めたメンバーを引っ張っていっているように見えたので、そういうリーダーとしての素質もあるのでしょう。
シンシアを含め、ローランと手を組んでいるコンフィデンスマンたちは、大物を騙す時に集まっているような人物たちです。もしかしたら、シンシアもローランと同様に人を率いて詐欺を仕掛けていることもあるのかもしれませんね。
シンシアの詐欺の腕前は?
Los Angeles Connection編の活躍を見る限り、彼女の詐欺の腕前は低くないと思います。
ポーラとしてえだまめたちと接触しているときには、あくまでローランの策に乗っている状態ではありましたが、演技力はかなり高いと考えられるでしょう。えだまめと比べると、それは顕著かと思われます。
ただ、Singapore Sky編の序盤ではサムに踊らされているところもあったので、果たして詐欺師として策を練る能力があるかには疑問が残るところです。
とはいえ、この策がうまく行っていないように見える描写は、Los Angeles Connection編の最初でも見られたので、シンシアの能力のせいだと断言することはできないでしょう。そのうえ、能力が低い人物ならローランがわざわざ仲間に選ばないとも思います。
そのあたりの真偽については、これからの物語の展開の中で見ていくことができるのではないでしょうか。
グレートプリテンダー7話感想解説|シンシアがえずいていた理由は?
シンシアはサムと接触した後、シャワーを浴びているシーンでえずいているように見えました。
シャワーを浴びている最中にそんなことをする理由は、何か気分が悪くなるようなことがあったからだと考えるのが自然でしょう。
理由として、以下の二つを考えてみました。
- サムに対して色仕掛けのようなことをしたのが耐えられなかった
- 根本的に詐欺自体が彼女の体に合わない
では、それぞれの可能性について見ていきましょう。
シンシアは色仕掛けをするのが耐えられない?
このシーンの直前で、シンシアがサムに対して色仕掛けのようなことをしているシーンがありました。それとえずいていたことを合わせて考えると、シンシアは色仕掛けが嫌いだという可能性が考えられるでしょう。
シンシアたちがだます相手は基本的に悪人です。つまり、悪人に対して多少なりとも気があるように振舞わないといけないということです。
上の章で紹介した通り、シンシアの演技力はかなりのものでした。なので、気がある演技をすること自体は難しくないでしょう。ただし、演技ができることとそれをしたいかどうかは別の話だと思います。
シンシアもローランのように裏が見えにくいキャラクターではありますが、内心では正義感とやっていることの乖離に苦しんでいるところはあるのかもしれませんね。
シンシアは根本的に詐欺をするのが好きじゃない?
今まで見ていた限りでは、この可能性はかなり低いと思いますが、えだまめと同じように詐欺をすること自体が肌に合っていない可能性も少なからずあります。これも、彼女の演技力を考えるとありえないことではないでしょう。
ローランの詐欺は、誰かを救う目的であることが多いです。その目的を達成するために詐欺を選んでいるだけで、その手段自体、つまり詐欺で悪人を騙すことには納得していないという可能性は考えられます。
えだまめもこれに当てはまるところがあるため、可能性としてゼロだと言い切ることはできないでしょう。
ただ先ほども言った通り、Los Angeles Connection編の最後で見せた彼女のすっきりした表情などもすべて演技だったと考えるのは少し難しいところはあるかとは思います。なので、この可能性はあまり考える必要はないかもしれません。
まとめ
今回はシンシアの正体や真意について、基本的なところから考えてきました。えずいた理由を考えると、真相はわからないものの可能性を考えることはできましたね。
ローランをはじめ、このアニメでは裏が見えにくいキャラクターが多いですが、今回の考察でシンシアにも多くの謎が隠されているらしいことが分かりました。
おそらく、これからどんどんその謎が明らかになって、キャラクターの魅力も見えてくることでしょう。そのあたりにも注目しながら、物語の展開を見守っていきたいと思います。
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本ページの情報は2020年8月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。