呪術廻戦の戦いのシーンで登場する帳(とばり)ですが、降ろす理由や効果について詳細を理解できれば、もっと呪術廻戦の世界が楽しめると思います。
また帳(とばり)が使えるキャラややり方についても気になりますよね。アニメ11話では、真人も帳(とばり)を降ろすことに成功していましたが、呪力のある人であれば誰でも使えるものなのかも知りたいです!
そこで、今回は次の内容にまとめてみました。なおアニメにはまだ登場していない原作のネタバレを含みますので、ご注意ください。
- 帳(とばり)とは?効果や発動するためのやり方は?
- 帳(とばり)を降ろす理由やその他の効果は?
- 帳(とばり)が使用できるキャラ一覧
アニメを見て、原作が気になるあなたは
eBookJapanが一番!
初回6冊70%OFF!
呪術廻戦|帳(とばり)とは?効果や発動するためのやり方は?
帳(とばり)とは
帳(とばり)とは、外から術師たちを見えなくして呪いをあぶりだしていく結界術の一種です。帳(とばり)が降ろされると、中はまるで夜のような雰囲気になります。呪術廻戦の世界で、結界というと帳(とばり)を意味することが多いですよ。
呪術廻戦みたからね 東京事変の新曲読めたもんね。 とばり。 (漢字苦手) pic.twitter.com/Lcrp3POcaA
— しいな (@UltraC23) October 28, 2020
特殊な効果(条件)をつけることもできる
帳(とばり)は、呪力をもっているものに対してのみ、特殊な効果を発動することも可能です。例えば、人間、呪霊、呪物など特定のものだけを入れないようにすることもできます。
ただ帳(とばり)の効果は、術者の力量に左右されますよ。特定の個人だけに効果のある帳(とばり)を降ろすことは、並大抵の力では難しいです。
そのため最強である五条悟を帳に入れないようにした時には、それ以外の全ては出入り可能となるなど望む条件に対してそれに見合った他の条件が足し引きされます。
また帳(とばり)の中は、電波が断たれてしまいます。そのため帳(とばり)の中にいると、スマホを使って仲間に助けを求めるということが簡単にはできません。
また基本的に術者は帳(とばり)の中にいますが、倒されたり発見されたりするリスクを覚悟して外に出ることによって結界強度を上げる効果もあります。術者のリスクが高くなればなるほど、結界強度は強くなります。
天元様による術の底上げ
呪術廻戦、死滅回游がぜんぜんハマらなくて(特に真希さん周りで一気にションボリ)、ほぼほぼ関心を喪いつつあったんですが、ここに来て一気にまた火が着きましたね。
やっぱり何だかんだ言って、この人がこの作品の顔なんだな、とわからされた。
ありがとう天元様。
みんなに希望をありがとう。 pic.twitter.com/bHQOnEy3c0— ハンセイ (@neoamakusa) May 17, 2023
天元様は、日本全土に結界を張っています。天元様の結界は、帳の結界術を底上げしていることがわかりました。
天元様については、以下の記事もチェックしてみてください。
発動するためのやり方は?
帳(とばり)を発動させるやり方は、「闇より出でて闇より黒くその汚れを禊ぎ祓え」と詠唱することです。
手の形は、真人と京都交流戦で帳(とばり)を降ろす組屋鞣造は右手、伊地知潔高は左手の親指、人差し指、中指を立てています。
闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え
行くぜ、古戦場!! pic.twitter.com/2JTWnbPX01
— 朝倉 瞳 (@Evanescence_00) November 14, 2020
手の形は同じですので、基本的なやり方は呪術師も呪霊も同じだと考察できます。なお真人は呪術廻戦121話で虎杖と相対した時に左拳を繰り出しているため、左利きである可能性がファンの間でささやかれていますよ。
そのため、利き手とは反対の手で帳(とばり)を発動させているのではないかと考察することもできます。
また右手を使う真人も組屋鞣造も虎杖悠仁から見ると敵側の人物や呪霊のため、敵対する勢力は右手を使うと考えることもできますね。
嘱託式の帳(とばり)との違い
嘱託式の帳(とばり)とは、あらかじめ結界術を組み込んだ帳(とばり)の基を他人に託しておいて、その他者が呪力を込めるだけで発動できるようにしておくという帳(とばり)の一種です。
帳(とばり)との違いは帳(とばり)は術者を倒せば解除できますが、嘱託式の帳(とばり)は術者ではなく基を壊さないといけません。
嘱託式の帳(とばり)は主に偽夏油が使っていて、渋谷事変編では偽物の基を用意して呪術師側を錯乱・五条奪還を阻止することに使われていますよ。
嘱託式の帳(とばり)はまだ詳細が分からないことが多いです。ただし特殊な効果を持つ帳(とばり)を降ろせない呪詛師であっても、嘱託式の帳(とばり)を活用すれば特殊な効果を持つ帳(とばり)を降ろせるのではないかと考察できます。
呪術廻戦|帳(とばり)を降ろす理由は呪術師と呪霊で違う
呪術師が帳(とばり)を降ろす理由は、一般人から呪術師の活動を見えなくするためです。アニメ4話でも少年院は一般住宅に近く、外から虎杖悠仁らを見えなくしていました。
帳(とばり)は基本的には呪力がない人には見えないというより帳(とばり)の中の様子は認識できない状態の方が近いです。何かが起こってもいつものように何も起こっていないように見えるので気が付きません。
五条悟は原作65話で高校生の時に帳(とばり)を降ろさず洋館を大破させながら呪霊を払ったため、一般人の目には洋館が謎の爆発事故を起こしたと大きなニュースになったことがありました。
帳(とばり)を降ろさないまま、呪霊と対峙すると呪霊が見えない人にとっては意味が分からず大騒動になる可能性が高いです。帳(とばり)は、混乱を防ぐために大事な術ということですね。
また呪力のある人は、外にいると帳(とばり)の中の様子は黒く見えなくなります。そのため特定の人物だけを帳(とばり)の中に入れないようにすれば、中にいる味方の状態が見えずフォローできない状態になります。
そのため呪霊側が帳(とばり)を降ろす理由は、一般人への配慮というよりも特定の術師を中に入れたり、反対に入れないようにしたりすることだと考察できますよ。
呪術廻戦|帳(とばり)が使用できるキャラとその効果は?
帳(とばり)は、基本的には呪力が一定量ある人や呪霊であれば使えます。ただし帳(とばり)には向き不向きが多く、強い呪力を持っている人でも帳(とばり)は取得していないことが多いです。
帳(とばり)が利用できる主なキャラを紹介していきますので、今後登場した時に注目してみてください!
伊地知潔高
でも4話で一番お気に入りなのは
伊地知さんが帳(とばり)を発動する時です(´∀`*)
演じてる岩田さんの声質が良いんだ…#呪術廻戦 pic.twitter.com/aB9l5sHnFP— にしやん(パンダプリン) (@barubarunisiyan) October 24, 2020
伊地知潔高は、アニメ4話で虎杖悠仁らが少年院に行くときに帳(とばり)を降ろしました。なお現場では基本的に伊地知潔高のような補助監督が帳(とばり)を降ろすことが多いため、他の補助監督や先生も帳(とばり)が降ろせるものだと考察できます。
また、通常任務にあたるので、この時の帳の効果には見えなくする以外の特別な条件はつけていなかった可能性が高いです。
真人
真人は、アニメ11話最後あたりで吉野順平の学校にも帳(とばり)を降ろしていました。この時の帳(とばり)の効果は、呪力の弱いものは中からは出られないが外からは入れるというものでしたね。
組屋鞣造
組屋鞣造は、夏油に味方する呪詛師です。上半身が裸でエプロンを着ている禿げ頭が特徴的な人物です。組屋鞣造は、原作では44話の京都交流戦の時に嘱託式の帳(とばり)を降ろしました。
人間を日用雑貨に加工するのが趣味な組屋鞣造は、ハンガーラックが作りたいと裏梅と取引をして京都交流戦で帳(とばり)を降ろしたと証言しています。
視覚効果より術式効果を優先した帳(とばり)で、五条悟だけが入れないという効果がありましたよ。なお組屋鞣造は京都高専の学長である楽巌寺と戦い、最終的には五条悟に倒されてしまいます。
この時の帳(とばり)は花御が領域展開を発動しようとした際に上がり、五条悟が中に入れるようになりました。恐らく嘱託式の帳(とばり)の基をこのタイミングで破壊したものと考察できますね。
夏油
夏油は0巻にて伊地知の下した帳の外側に帳を降ろしたことがあります。さらに渋谷事変では、夏油たちが東急百貨店東急東横店を中心にした半径およそ400mの帳(とばり)と明治神宮前駅に帳(とばり)を降ろしました。
降ろされている帳(とばり)は嘱託式の帳(とばり)で、主に夏油がメインとなって基に力を注いだものと考えられます。
夏油の正体については、こちらでもご紹介していますよ。
東急百貨店東急東横店を中心にした半径およそ400mの帳(とばり)
今日の夕方マジでたまたま渋谷に行くことになり初渋谷ハロウィンを体験しましたが、アニ呪では2020年のハロウィンに渋谷事変が起こるんやなぁ…としみじみ街を歩きました 帳(とばり)が降ろされる前に帰ったので良かった pic.twitter.com/gjjE7fMI4H
— ギョギョ (@ghotiolo) October 31, 2020
この帳(とばり)は4層になっていて、それぞれ別々に帳(とばり)を降ろしたと考えられます。まず一般人だけが閉じ込められる帳(とばり)が一番外側に降ろされました。術師は補助監督を含めて出入り可能です。窓は、出入りに個人差がありましたよ。
その内側には、五条悟以外の術師を入れないという帳(とばり)です。嘱託式の帳(とばり)で、オガミ婆、粟坂二良らが渋谷Cタワーで基を守っていました。
さらにその内側には、五条悟が逃げられない効果がある帳(とばり)が降ろされていました。また五条悟が逃げられない効果がある帳(とばり)の内側には、五条悟が領域展開しないように一般人を閉じ込める帳(とばり)が降ろされていました。
一般人がいると五条悟が領域展開できない理由としては、五条悟の領域展開に一般人が入ってしまうと「その膨大すぎる情報量から廃人となってしまうから」。また、領域展開の外に一般人を出せたとしても領域展開自体がかなり大きいため「領域展開と帳の間に挟まれて圧死してしまうから」です。
一般人を見捨てることができない五条悟は領域展開できないだろうという呪霊川の思惑がありました。
*Note that not everything is happening at the same time. Also, the locations are a rough estimate in many of these cases.
英語版翻訳担当による第98話時点での渋谷事変地図!位置は大体。各シーンに時間差あり。少しでも使えると嬉しっす🤗これからもよろしくっす!#呪術廻戦 #JujutsuKaisen pic.twitter.com/86LJJSTuUc
— 🐢Steady(Jujutsu Translator OFFICIAL)👑 (@SteadyStudios) March 9, 2020
また、この渋谷事変の時の帳(とばり)の位置は実際の渋谷駅の場所と一致しているため、聖地巡礼しているファンも多いですよ!
明治神宮前駅の帳(とばり)
蝗GUYが守ってた帳(とばり)のあれの聖地#呪術廻戦 #渋谷事変 pic.twitter.com/aGTlvbK3O6
— まりも (@amatsu_cigarbox) November 1, 2020
地下鉄明治神宮前駅の駅全体を覆う帳(とばり)は2種類。
一般人を閉じ込める効果がある帳と、さらにその内側の副都心線ホームの中心には術師を入れない帳(とばり)がありました。この帳(とばり)も嘱託式の帳(とばり)で、蝗GUYが2つの帳(とばり)の間にある基を守っていました。
アニメを見て、原作が気になるあなたは
eBookJapanが一番!
初回6冊70%OFF!
まとめ
今回は、帳(とばり)について紹介してきました。
- 帳(とばり)は結界術の1つ
- 主な降ろす理由は一般人に混乱を与えないため
- 効果は術者の能力により様々
- 使用できるキャラは多い
- やり方は闇より出でて闇より黒くその汚れを禊ぎ祓えと詠唱
帳(とばり)は、今後渋谷事変でも大事な役割を担う術なので注目しておくといいですね。呪術師側だけでなく呪霊も使えることも覚えておくといいと思いますよ。
効果は術者の能力により様々ですが、五条悟だけ入れなかったり、出られなかったりと特定の個人を狙って使われることも多いです。
アニメをお得に視聴したい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
- 【呪術廻戦】最終回は何巻何話?死亡した・生き残りは誰で結末はどうなるかネタバレ
- 【呪術廻戦】髙羽史彦は五条より強い? 最強の術式や領域展開・能力を考察
- 【呪術廻戦】五条悟の死亡は確定なのか?生き返る・復活する可能性を徹底考察
- 【呪術廻戦】日下部篤也の術式や強さとは?学長夜蛾正道や虎杖との関係も紹介!
- 【呪術廻戦】五条悟の名言・名セリフランキング!愛や青春を語るアニメや映画の台詞を紹介
- 【呪術廻戦】五条悟と乙骨憂太はどっちが強い?祈本里香は六眼に勝てる?
- 【呪術廻戦】釘崎野薔薇の死亡シーンは何巻何話で死亡理由は?作者の話から復活の可能性を考察!
- 【呪術廻戦】夏油一派のメンバーはその後死亡?現在はどうしているのかまとめ
- 【呪術廻戦】話が難しい・意味がわからない?わけわからんといわれる理由を解説!
- 【呪術廻戦】呪霊操術はチートで強すぎる?領域展開や極ノ番・式神使いとの違いを解説!
本ページの情報は2020年12月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。