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【約束のネバーランド】識別番号の数字の法則と意味は?出荷順やスコア順は関係している?

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いくつもの謎とされ秘密に包まれた約束のネバーランドの世界。

平和そのものに見えるGF(グレイス・フィールド)孤児院で過ごす子ども達ですが、森と柵に囲まれた閉鎖的な環境や、首筋に付けられた番号、鬼気迫る様子で問題を解きスコアを競う姿など、どこか不穏な様子が物語の序盤から見受けられました。

第1話でコニーが出荷される様子を目撃してしまったことから、GFの正体が人肉農園であり、自分たちは食用児として育てられ、いつか出荷される運命にあると知ったエマとノーマン。

その境遇に首筋の番号や謎の試験はどのように関わっているのでしょうか。

そこで今回は、識別番号の数字の法則と意味は?出荷順やスコア順は関係している?をテーマにネタバレ考察していきたいと思います!

  • 識別番号の法則と意味は?
  • 出荷順とスコアの関係は?

 

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【約束のネバーランド】識別番号の数字の法則と意味は?

まずは、主人公であるエマ・ノーマン・レイはもちろん、GFで暮らす全子ども達の首筋に書かれている識別番号について考えていいきたいと思います。

キャラクターデザインとしてはとても印象に残りやすくカッコ良く見えますが、孤児院の子ども達に付けられていると考えると、ちょっと異様な姿ですよね。

識別番号の法則と意味を解説!

それではまずは各キャラクター達の識別番号の数字を見ていきましょう。

エマ 63194
ノーマン 22194
レイ 81194

これだけ見ると数字はランダムで、何を表しているのかよくわかりません。しかし、この数字の並びを逆に読むと、とある法則が見えてきます。

エマ 49136
ノーマン 49122
レイ 49118

逆から読んだことで下3桁の数字が全て100番代となり、レイ<ノーマン<エマの順番で数字が大きくなっているのがわかりますね。

実はこの番号は産まれた順番を表していて、現在施設で一番の年長であるレイは、3人の中で1番若い数字が割り振られています

さらに年少組のフィル(4歳)の識別番号をこの法則に当てはめると49343となりました。

エマ達年長組よりもさらに数字が大きくなっていることから、やはり食用児たちは出生順に通し番号をつけられている、ということで間違いなさそうです。

首筋に刻印する際にその番号を逆にしているのは、賢い子が多いGFの子どもたちに識別番号の意味を気取らせないためでしょうか。

番号とプラントの関係

しかし、出生順だとすると同い年のエマ・ノーマン・レイの番号が連番でないことが不自然ですよね。

これには事情があり、実はGF内にはエマたちが暮らしているハウス=プラント以外にも4つのプラントが存在していて、それぞれのプラントでもエマたちのような食用児の飼育が行われているのです。

そして赤ん坊の頃からの記憶があるレイの言葉によると、産まれた赤ん坊は一箇所に集められて5つに振り分けられていたとのこと。

そのため、赤ん坊が産まれると産まれた順番にGFフィールド内にある合計5つのプラントに必要に応じて送られている可能性が高く、レイとノーマン、ノーマンとエマの間の番号を割り振られた子どもたちは他のプラントへと送られたのだと思われます。

最初の振り分けは基準や決まりがないに等しいものだったと考えると、エマ・ノーマン・レイの3人が同じプラントに振り分けられて出会うことができたのは、とても運命的なことだったのだと感じますね。

識別番号=出荷数

首筋の識別番号が通し番号だということがわかりましたが、それはつまり識別番号はこれまで出荷された数だと言い換えることが可能だということです。

現在GF最年少の食用児は、コニーが出荷された後にやって来たキャロル。

彼女の番号を法則に当てはめると49435となるので、これまで5万人近くの食用児が育てられ出荷されてきたことになります。

実は、ハウスの中の数少ない大人であるママ・イザベラとシスター・クローネも元食用児

彼女たちの番号を法則に当てはめると、イザベラ48537(31歳)、クローネ48681(26歳)となり、この数字を使えばさらに細かい出荷数を割り出すことも可能です。

エマとクローネで計算してみると、2人の歳の差は15歳・識別番号の差は48681-4936=455となり、15年間で455人の食用児が誕生している、という答えが出ました。

この数字を1年に換算すると、約30人

5つのプラント全てで出荷作業を行なっているとすると、各プラントで年間6人ずつ食用児を出荷している、という結論にたどり着くことができます。

軽い気持ちで計算してはみましたが、数字にすると残酷さが際立ちますね……!

 

【約束のネバーランド】識別番号の数字と出荷順やスコア順は関係している?

出生順に割り振られた識別番号の数字ですが、この数字が大きい、または小さい順番で出荷が決まっているのかといえば実はそうではありません。

出荷される年齢は6歳から12歳と決められていますが、識別番号はあくまで個体管理のためだけのもの。

出荷の基準に関わってくるものこそ、あの「テスト」そして「スコア」なのです。

何のためのテスト?

ハウスの子どもたちは「学校」の代わりに毎日テストを受けており、ママ・イザベラからは「将来のため」「あなたたちのため」と教えられています。

テストの内容はとても高度で、12歳以下が解くには無理があるような問題ばかり。

人間の脳は6歳までに9割成長し、一説には12歳までに完成すると言われていることから、GFでは幼少期から徹底した英才教育を行い、知的に優れた子どもの量産を目指しているようです。

しかし、食用として育てている人間に教育を受けさせることに意味はあるのでしょうか。

教育は品質向上のため

ここで注目したいのが、出荷時期である6歳から12歳という年齢です。小学1年生と6年生と言い換えると、なかなかの体格差がありますよね。

我々の世界では仔牛や仔羊など、年齢が若い肉の方が高級品というイメージがありますが、鬼達の基準では6歳は「並」。12歳のほうが「上級」と呼ばれて高級品扱いのようです。

単純に身体の大きさが喜ばれるなら、12歳という年齢ではなく体型や体重を基準にすれば良いのに、なぜ年齢でランクが決められているのでしょう。

それは鬼は人間の脳、それも発達した脳を好んで食べるため。

このことから9割方完成した6歳の脳からが「並」扱いで「出荷」対象となり、先述した「ピークを迎える」12歳の脳が最上級とされています。

そんな鬼の欲求に応えるべく、GFの飼育監達はより優れた「脳」を作り出すために子ども達に高度な教育を受けさせているのでした。

出荷順=スコア順

ここで登場するのが「スコア」です。

テストは300点満点で構成されており、毎日のテストで高得点を収めれば収めただけ「脳が育っている」と判断され、育成期間が延びることになります。

反対にスコアの伸びが芳しくない子どもは「脳の育ちが悪い」と判断された上で早期出荷の対象となり、6歳の誕生日を迎えると順次出荷されていくことになってしまうのです。

エマ・ノーマン・レイは毎日のようにフルスコアを連発する「特上」候補。そのため3人は12歳を目前に控えてもハウスで暮らしていますが、1話で出荷されてしまったコニーはテストの成績はいまひとつ。

6歳の誕生日を迎えると同時にその命を終える結果となってしまいました。

このことから、ハウスの子ども達は6歳を迎えると毎日のテストのスコアが低い順番に出荷されてしまう、という運命を背負っていることがわかります。

何気ない日常風景のように見えても、子ども達は毎日自らの価値をスコア化され、命綱を渡るような生活を強いられているのですね。

 

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まとめ

いかがでしたか?

今回は「約束のネバーランド」のダークな世界観をより闇深くする「識別番号」と「スコア」に隠された意味をご紹介しました。

  • 識別番号は産まれた順番を表している
  • スコア順=出荷順

幸せな日常の裏に隠されていた残酷な真実を知ってしまったエマとノーマン。

幼いながらも賢い2人がこの現実にどう立ち向かっていくのか、アニメならではの緊張感あふれる雰囲気も合間って、ハラハラドキドキが止まりません!!

今後の展開にも注目したいですね!

本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。