【犬夜叉完結編】再放送や1話〜最終回無料動画フル視聴方法は？全何話で完結編とは一体何？

神楽は奈落から自由になりたくて裏切りを企てています。実は白童子も奈落を裏切ろうと考えていて、神楽と手を組もうとします。

しかし、奈落は神楽が自分を裏切ろうとしていることを既に見抜き、神楽に「神楽の心臓を返し自由にしてやろう」と伝えます。ところが、その心臓から奈落の瘴気が神楽の体の中に注ぎ込まれ、神楽は倒れそうになりながらなんとか逃げ延びます。

その頃、魍魎丸と戦う殺生丸は、ふと奈落の瘴気と神楽の血の臭いを感じます。殺生丸は神楽を救おうとしますが、奈落の瘴気が多過ぎて救えませんでした。心の中で静かに殺生丸を想っていた神楽。最後に殺生丸に会うことができ、微笑みました。そこへ駆けつけた犬夜叉たちに、殺生丸は神楽が笑顔を見せたことを伝えました。神楽は自由の風となることができたのです。

奈落に捕まる桔梗と鋼牙。桔梗は動けなくなるまでに弱っていました。犬夜叉が駆けつけたとき、動けない桔梗に四魂の玉を隠す奈落。しかしかごめが四魂の玉を見つけ、桔梗から四魂の玉を弓矢で打つよう言われます。四魂の玉に刺さるかごめの矢。それを奈落へ跳ね返す桔梗。しかし今の奈落の瘴気に桔梗の霊力は及びませんでした。桔梗を助けることができず涙するかごめ。犬夜叉と桔梗は2人になり、最後に桔梗は犬夜叉が来てくれたことを微笑みました。

ついに完成した四魂の玉を体に取り込む奈落。曲霊により犬夜叉は正気を失い、かごめを襲ってしまいます。そこに殺生丸が助けに入り、なんとか鉄砕牙を掴んでいつもの犬夜叉に戻るのでした。

奈落は次々に攻撃を仕掛けてきます。弥勒を想う珊瑚に、弥勒の父の最後の瞬間の幻覚を見せ、弥勒もそうなるのだと思わせ珊瑚の心を恐れさせます。弥勒を助けたい珊瑚は、りんを犠牲にしてしまいます。しかし、かごめが奈落を矢で打ち、りんは助かりました。そしてかごめの矢が奈落の四魂の玉を浄化し、奈落を倒すことに成功したのです。弥勒にできた奈落の呪いの風穴も消滅しました。

奈落との長い戦いが終わったと思ったとき、冥道が開きました。その闇にかごめが吸い込まれます。なんと犬夜叉の鉄砕牙の冥道斬月刃の技を盗んだ奈落の分身の夢幻の白夜に斬られていたかごめ。

四魂の玉にも願いがありました。四魂の玉はかごめを怖がり、かごめの心を闇の中で孤独にし、かごめ自身が助かりたいと願うようにするのが目的でした。かごめが恐怖に負けることで、四魂の玉自身にかごめを取り込もうとしていたのです。

かごめを助けようと冥道斬月刃で冥道に入る犬夜叉。暗闇の中で孤独を感じていたかごめに犬夜叉の声が聞こえます。そしてかごめは四魂の玉に自分は「何も願わない」と言います。そして、四魂の玉に向かい永遠に消えるよう伝え、四魂の玉は消滅しました。

こうして全ての戦いが終わりました。犬夜叉はかごめを現代に送ります。犬夜叉は戦国時代へと帰りましたが、もう井戸は戦国時代と繋がっていませんでした。

そして3年の月日が過ぎ、高校を卒業するかごめ。その頃、戦国時代では弥勒と珊瑚は3人の子宝に恵まれ、犬夜叉と一緒に妖怪退治をしながら生活していました。犬夜叉もかごめもお互いを想い合いながらも会えないままでしたが、かごめが犬夜叉に「逢いたい」と強く心の中で願ったとき、また井戸が戦国時代へ繋がったのです。

かごめは犬夜叉と戦国時代で一緒に生きていくことを決めました。りんは殺生丸と離れ、楓に預けられていました。しかし、殺生丸もすぐりんの様子を伺いに来ていました。こうして、それぞれの新しい生活が始まったのです。

神楽の自由になりたいという気持ちや殺生丸を想う気持ちが描かれたシーンはぐっとくるものがありましたね。神楽は敵なのか味方なのか、それ以外のなんとも言えない立場でした。

桔梗も本当ならただの普通の村の巫女として生活できていたのに、四魂の玉の影響で辛い運命でしたね。最後に犬夜叉に本音を言えたのではないでしょうか。

しかし四魂の玉を手に入れた奈落もまた、四魂の玉に翻弄された1人だったんですね。人の心を知っている奈落だからこそ、今までの戦いで犬夜叉たちは苦戦することになりました。奈落も敵でありながら、四魂の玉に願うという期待をし過ぎた1人なのかもしれません。

それにしても、四魂の玉にも心があったことには本当に驚きましたね。確かに、四魂の玉は妖力を強くする力はありますが、その人の本当の願いは叶えてくれないものだったのかもしれません。かごめの心の強さを四魂の玉が恐れるのも分かる気がします。

かごめも現代ではなく戦国時代を選び、仲間たちとまた新しく生活が始まりましたね。殺生丸が良くりんのところに尋ねてくるのは最初から考えると別人のようです。3年間、お互いを想い続けた犬夜叉とかごめの心を感じて温かい気持ちになりました。