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【デカダンス7話感想考察】ミナトは敵になる?カブラギに肩入れする&力を貸す理由は?

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奇抜な設定や迫力のアクションシーン、幾つもの謎が提示されては解明されるジェットコースターのような展開が話題となっているデカダンスですが、第7話では少しだけペースダウン。

その分、これまでで一番濃厚な人間ドラマが描かれました。

正体を明かせぬままナツメを見守るカブラギと、カブラギを喪った悲しみと不安を抱えながらも必死で生きているナツメの姿に涙した人は多いのではないでしょうか。

そして今回はナツメと一般タンカーとの触れ合いや、フェイやリンメイといった孤児院組との絆を通してナツメの世界が広がる様子も描かれ、絶望的な状況の中でも希望の光が見える良い展開でした。

このように人間関係に重きを置いた7話ですが、特に気になったのがカブラギとミナトのやりとりです。

そこで今回は、ミナトがカブラギに肩入れする&力を貸す理由を推測するとともに、今後の関係を考察していきたいと思います!

 

  • ミナトがカブラギに肩入れ&力を貸す理由は?
  • カブラギは自分が何とかする、その意味は?
  • ミナトは今後敵になる?

 

【デカダンス7話感想考察】ミナトがカブラギに肩入れする&力を貸す理由は?

タンカーの街を襲うガドルの詳細を聞きにミナトの元を訪れる、新素体のカブラギ。

自身もサイボーグで素体について熟知しているということもありますが、急に目の前に現れた見知らぬ男を、大した説明もなくカブラギだと見抜くミナトはさすがですね。

そしてここでの会話で、カブラギのスクラップ行きを防いだのはミナトだということが明かされました。

ゲーム警察のフギンからすれば完全にアウトな行いをしたカブラギでしたが、ミナトはそれを止められるだけの権力(?)を持っていると考えられます。

さらに、今回も堂々と規則違反をしてデカダンスに乗り込んできたカブラギに、驚きこそすれ咎めるつもりは全くない様子だったミナト。

カブラギも人目は避けたものの直接会いに出向くあたりに、ミナトは運営側に自分の存在を明かさない、という絶対的な信用があると推察されます。

「親友」という言葉でさえも生ぬるく感じる、鉄壁の信頼関係ですね。

しかし2人の信頼関係は物語が始まった時から丁寧に描かれていますが、ミナトがカブラギに肩入れする&力を貸す理由には特に触れられていません。

バレたら自分自身の進退も危ういというのに、ミナトがそこまでしてカブラギをかばう理由は何でしょう?

今回、ミナトがカブラギに、昔からカブラギのやることに驚かされ続けていると漏らし、それが楽しいのだと告げるシーンがありました。

秩序を守る側に配備されたミナトからすると、自分の力でランクを上げ、パイプのようなバグガドルにも優しく出来るカブラギに憧れのような気持ちを抱いているのかもしれません。そしてそんなカブラギを大切に思い、守りたいという深い思い入れがあるのではないでしょうか。

この関係は、カブラギがナツメを大切に想う気持ちとよく似ているように感じます。2人が親友として信頼関係を築いていられるのは、2人が似た者同士だからなのかもしれませんね。

【デカダンス7話感想考察】ミナトのセリフ「カブラギは自分が何とかする」の意味は?

運営に見つかれば即スクラップ行き間違いなしの無茶ばかりするカブラギの身を案じるミナトでしたが、カブラギはミナトには迷惑をかけない、と告げて立ち去ります。

そして、そんなカブラギに「俺が何とかする」と1人呟くミナト。去りゆくカブラギに伝えるのではなく、自身の決意を固めるような静かな言い方が気になりました。

この「何とか」とは一体どういう意味でしょう。

可能性1.カブラギのやることを全面バックアップする

まずはカブラギが自分自身を投げ打ってナツメを守ろうとしている姿を全肯定し、ミナト自身も自らの立場や役職を投げ打ってでもカブラギを支える決意をした、という可能性です。

ミナトなら、ナツメ(タンカー)は親友の守りたいものだから共に守る、という理由で参戦してくれそうな気がしますね。

その場合、ミナトとカブラギの熱い共闘シーンが期待できますが、同時にミナトに死亡フラグが立ってしまう恐れもあります。最悪の場合、カブラギへの強い想いがミナトを自己犠牲に走らせるのではないかと心配です。

可能性2.カブラギを止めるためタンカーの排除を強化する

ナツメやタンカーのことを「たかが人間」と切り捨て、今回のミッションには間引きの意味もあると冷酷な台詞を吐いていたミナト。

今回のタンカー絡みのミッションは運営からの指示ではありますが、彼が「カブラギがタンカーに肩入れして、その結果おかしくなってしまった」と感じているのだとしたら、その原因であるタンカー(ナツメ)を排除してしまおう、という考えに落ち着いてもおかしくはありません。

その場合、カブラギとの決裂は避けられないものになってしまいます。

ナツメ(タンカー)は親友を奪った敵、という認識とミナトの立場が合わされば、カブラギ率いるバグサイボーグ軍団VSミナト率いるデカダンス&ギア軍団の全面戦争が起こるかもしれません(それはそれでアツい気もしますが)。

【デカダンス7話感想考察】ミナトは今後敵になる?

ミナトとカブラギの関係が少々怪しくなってきましたが、果たして今後ミナトが敵になる可能性はあるのでしょうか?

デカダンスの司令官である以上、ミナトはカブラギが計画している「ガドル工場をぶっ壊す」作戦が決行されれば、運営側の人間として止めなければいけない立場にあります。

そうなると、ミナトが今後敵として現れる可能性は高いと言わざるを得ません。

とはいえ、公式インタビュー「ミナトはカブラギの嫁」「2人は付き合ってるんじゃないか」と言われてしまうほどの濃い関係の2人です。

今後ミナトが立場上仕方なく敵側に回ることはあっても、真の意味でカブラギの敵になることはないのではないでしょうか。

ナツメとの師弟関係とは一味も二味も違う、シブいバディ関係を見せてくれるミナトとカブラギ。今後どのような展開になっても、2人の信頼関係だけは決して揺るがないはずです。

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まとめ

いかがでしたか?今回はミナトとカブラギの関係をメインに取り上げましたが、第7話でナツメとフェイの気まずい関係がついに解決し、2人が仲直りできたことが個人的にはとても嬉しかったです!

  • ミナトはカブラギが大好き
  • 敵側につく可能性はあるが、カブラギを裏切ることはなさそう

今は離れ離れのナツメとカブラギですが、お互い場所と相手は違えど仲間を集め、大きな敵に立ち向かうという状況はリンクしているようです。

ナツメの行動に最初は難色を示していたフェイが最後には協力してくれたように、今はまだタンカーを守るカブラギを理解できないミナトも、きっと最後にはカブラギの元に駆けつけてくれると信じています!

 

本ページの情報は2020年8月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。